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令和 4年文教社会常任委員会(6月)-06月15日-01号

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  1. 町田市議会 2022-06-15
    令和 4年文教社会常任委員会(6月)-06月15日-01号


    取得元: 町田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-15
    令和 4年文教社会常任委員会(6月)-06月15日-01号令和 4年文教社会常任委員会(6月)              文教社会常任委員会記録 1 日時  令和4年(2022年)6月13日(月)午前10時 2 場所  第1委員会室 3 出席者 委員長 東友美       副委員長 新井よしなお       委員 笹倉みどり 木目田英男 矢口まゆ 松葉ひろみ 田中美穂          今村るか 藤田学 4 出席説明員       営繕担当部長 文化スポーツ振興部長 学校教育部長 指導室長       その他担当管理職職員 5 参考人 寺沢晃 大谷邦孝 鹿志村弥生 宇野津暢子 6 出席議会事務局職員
          議事担当課長 水元友朗       議事係担当係長 佐藤義男       議事係 松井雄亮       調査法制係 高前田昌里       担当 草柳雄一 7 速記士 小島由佳里(澤速記事務所) 8 事件  別紙のとおり  ────────────────────────────────────        文教社会常任委員会審査順序                        令和4年(2022年)                      6月13日(月)午前10時                             第1委員会室  1 文化スポーツ振興部  (1)請願第 8 号 芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業について(仮称)国際工芸美術館整備及び国際版画美術館との一体的整備について協議する場を求める請願  (2)行政報告 芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業の進捗状況について  (3)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  2 学校教育部  (1)請願第 7 号 南つくし野小学校の存続を求める請願  (2)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (3)行政報告 教材費等学校徴収金公会計化について  (4)行政報告 新たな学校づくり進捗状況について  (5)行政報告 中学校給食センター整備事業について  (6)行政報告 小学校給食における賞味期限切れ牛乳の提供について  (7)行政報告 町田市いじめ防止基本方針(改定)について  3 市民部  (1)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (2)行政報告 南町田駅前連絡所の閉所について  (3)行政報告 「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」の策定について  4 子ども生活部  (1)第 52 号議案 小山田子どもクラブ新築工事請負契約  (2)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (3)行政報告 (仮称)子どもにやさしいまち条例の検討について  (4)行政報告 子ども創造キャンパスひなた村の改修工事について  (5)行政報告 2022年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)について  5 生涯学習部  (1)第 45 号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)  (2)行政報告 町田第一中学校特別教室の地域利用の開始について  6 特定事件の継続調査申し出について  ────────────────────────────────────              午前10時1分 開議 ○委員長 ただいまから文教社会常任委員会を開会いたします。  6月13日に続き、当委員会に付託されました案件について審査を行います。 △第45号議案(市民部所管部分) ○委員長 第45号議案を議題といたします。  本案のうち、市民部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎市民部長 第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、市民部所管分につきまして「6月補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。  60ページをご覧ください。  市民部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。  61、62ページをご覧ください。  市民部予算総括表でございます。  62ページ、下段の財源内訳の補正額欄をご覧ください。  2,167万7,000円の増額補正となっております。  次に、主な事業についてご説明いたします。  63ページをご覧ください。  市民総務費をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、町田市市民センター等未来ビジョンで目指す将来像「便利で楽しい地域の拠点」の実現に向けて、市民センター等の「サービス・利便性」「ソフト・魅力」「地域・コミュニティ」「コスト・民間協働」の4つのチェンジを実現します。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、マイナンバーカードを利用して住民票等の証明書が取得できるキオスク端末、いわゆる行政証明書自動交付機南町田グランベリーパーク駅至近に設置いたします。また、モデル地域において市民センター等魅力向上イベントを実施いたします。  最後に、主な事業費でございますが、事業・業務委託料785万7,000円などでございます。  64ページをご覧ください。  下段、南町田駅前連絡所費をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、南町田駅前連絡所は、住民票・印鑑登録証明書等の各種証明書の交付等を行っております。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、南町田駅前連絡所が入居するビルの定期建物賃貸借契約期間が満了し、2023年3月末日で退去することが決定いたしたため、原状回復工事を実施いたします。  なお、南町田駅前連絡所につきましては、2023年4月までに機能を南町田グランベリーパーク駅周辺へ移転いたします。  最後に、事業費でございますが、撤去工事費899万8,000円でございます。  次に、119ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。  大事業ごとに、市民部の全ての支出科目を掲載いたしております。  市民部の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 それでは1点、市民センター等魅力向上事業、これは南地域の今ご説明があった件も交えて質疑をさせていただきたいと思います。  まず、今、マイナンバーカードを利用して住民票等の証明書というのは、私も、市役所に来ることがあっても、そのほうが便利で速いので、コンビニエンスストア等で取得はできます。そういう流れでいいかと思うんですが、今回、南町田駅前連絡所を廃止して、そういうふうに流していくのは分かるんですが、それだけにマイナンバーカードが普及していかないと、なかなかそこのところが連動できないと思うので、1点、現状でマイナンバーカードの普及率というのは、前回も質疑しましたけれども、本当はできれば南町田地域の中での取得率というのが分かれば非常にありがたいんですけれども、その点も分かれば、そこのところをお伺いしたいと思います。 ◎南市民センター長 まず、マイナンバーカードの取得状況でございますけれども、交付状況ですけれども、2022年5月末現在の交付率は47.9%となっております。  それから、南地域のところにつきましては、現在手元に資料がないので、大変申し訳ございません。確認できておりません。 ◆藤田 委員 今回、南町田の地域というのは、これからでもいいので、マイナンバーカードの普及というのを一緒にやっていかないと、この事業が成り立たなくはないんでしょうけれども、趣旨ができなくなるので、できれば南町田、今やろうとしているこの地域の中でどのぐらいマイナンバーカードが取得されているのか。もっと言えば、モデル地区としてやっていくならば、この地域には特にマイナンバーカードの普及というか、交付率を高めていかなきゃいけないんだと思うんです。その辺のことを積極的に、この地域は特にマイナンバーカードを皆さんに取得してもらうように働きかけていただきたいと思います。  もう一つが、一番先に書いているように、「市民センター等の行政窓口は、地域で気軽に相談できる場所であることが求められています」、そのとおりなんです。今話した住民票とかはそうなんですが、特に南地域においては母子関係、手続とか、ただ、そこの手続とか申請とか、取得をするとかという役割以上に、そのやり取りの中で相談だとか見守りだとか、そういうところがあると思うんですね。住民票と違って、そういう役割があるんですけれども、その辺のところ、南町田駅前連絡所を廃止することによって、その辺の手続というのはどうなるのか、そこをお伺いしたいと思います。 ◎南市民センター長 今、委員からいただきましたところですけれども、お子様とか子育て世帯というところが多い地域かなというところがございます。そこのところにつきましては、今まだ調整中ではございますけれども、しっかりと申請等が受け止められるような業務委託に向けて進めているところでございます。そこは非常に大事な点だと思っておりますので、引き続き進めさせていただければと思っております。  あと1点、先ほどの地域別につきましては、交付率は出ないというところで大変申し訳ございません。ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。 ◆藤田 委員 ご理解というか、つかんでいなかったら、そこをつかんで、南地域は特にこれからマイナンバーカードを進めていただくようにお願いしたいと思います。これは要望です。  今言ったとおりに、そこのところの母子の手続とか、そういうものというのは理解しました。これからそこのところはしっかりやっていくということでありますけれども、具体的に例えばおむつのごみではない――ありますよね。ああいうものは、今、市民センターでもらえるような状況になっていますね。そういったことというのは、どういうふうに引き継がれていくんですか。 ◎南市民センター長 おむつの袋、それからボランティア袋につきましても、併せて引き続き委託化を進めていかれればというところで調整を進めているところでございます。 ◆藤田 委員 具体的にどういうふうな形で調整されていくんですか。 ◎南市民センター長 業務委託という形で調整を進めているところでございます。 ◆藤田 委員 業務委託は分かるんですが、市民の立場から、どこにどういうふうにしていって、言ってみれば、行政サービスになるのか分かりませんけれども、どういう形で、だから、市民の人たちは、どこに言って、どういう形で受け取られるのか、そういうところを聞いているんです。 ◎南市民センター長 行政証明と同じように、駅の至近のところで受け止めていただけるように、今、調整を進めているところでございますので、そういう部分ではできるだけ利便性向上に努めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 住民票とかは、キオスク端末を付近に設置してやるというのはよく分かるんですよ。まさかそういうのをキオスク端末でやるんですか。そういうわけじゃないでしょう。だから、そこの部分はどうするんですかということなんです。例えば、そこにそういう窓口が、イメージがつかないんですけれども、窓口を設けるだとか、そういう配付の方法だとか、別の場所であっても、そういうものというのはどうなっているのかお伺いしています。 ◎南市民センター長 現状と同じような形で設置させていただいて、そちらのほうでご利用の方がお取りいただくような形を取っていくというところで考えております。基本的には、今の仕組みを受け止めていただく形で準備を進めているところでございます。 ◆藤田 委員 ごめんなさい、代わりに南町田駅前連絡所を閉鎖するわけですね。そのままの窓口とか、その機能をほかにつくるわけじゃないですよね。だから、そういうのを、例えばキオスク端末のところでできるのか、それともそこは無理なので、例えばさっき言ったおむつの関係だとか、そういうものはほかのところで、そういうやり取りができるようになってくるのか、そこを聞きたいんですよ。 ◎南市民センター長 申請受付業務、それからおむつにつきましては、同じような駅至近のところの民間事業者に業務委託をしていく方向で今考えております。一方で図書機能につきましては、こちらもかなり需要が高いところがございますので、またちょっと別のというか、民間企業と調整をして、業務を今までどおり機能は維持するという形で行っていくように進めているところでございます。
    ◆藤田 委員 では、そこのところには人が配置されるということなんですか。 ◎南市民センター長 まだ中身のところまではあれなんですけれども、人が必要というところであれば、そういう形で進めていきたいとは思っております。今のところ、基本的には申請受付業務について、受付というところで行っておりますので、業務委託という仕組みの中で事業者と調整しながら進めていかれればと考えております。 ◎市民総務課長 市民センター等未来ビジョンに絡めての事業ということですので、私から、ただいまのおむつ袋の件について答弁させていただきます。  先ほど冒頭で部長が申し上げましたように、行政窓口の機能、いろいろ申請をお預かりするですとか、そういったものについては、2023年4月までに南町田グランベリーパーク駅近くに、周辺に機能を移転する。そちらのほうに店舗を構えている事業者に委託をしていくということを考えております。  そこの委託の内容の中には、もちろん、例えば妊娠届が出されたらお預かりするですとか、マル子の医療費の申請があったらお預かりするということの内容も含まれていますが、同時に、おむつ袋、ボランティア袋の配付も含めるということで進めております。  ですので、市民の方がその袋が欲しいといったときには、窓口に寄っていただくということになりますけれども、比較的利用が多いものですから、今の時点、まだ詳しくはお話しできない部分もありますが、なるべくお手間をかけないように、おいでいただきましたら、お名前とかを書いてポストに入れていただいて、あと、おむつ袋をそのまま持っていっていただく、そのような形を考えております。  ですので、今、南町田駅前連絡所で同じような扱いをしておりますが、その受取方法をそのまま駅周辺でも行えるように準備を進めている、そのような内容になります。 ◆笹倉 委員 ちょうど今のところなんですけれども、今、窓口業務が2023年4月までにということですよね。ただ、この42ページを見ると、駅前連絡所が終了して撤去されるのが2023年2月と3月ですね。その2か月間は、窓口業務はないということですか。 ◎南市民センター長 今、そちらにつきましても、何とか受け止めていただけないかどうかというところの調整を進めているところでございます。 ◎市民総務課長 1月末で連絡所を閉所して、その後、工事が入ります。2か月間、行政サービスが止まってしまうのではないかというお話かと思います。  ここの部分はまだ調整中でございますけれども、2か月の工事を要するという話は今ありますけれども、なるべく圧縮できないかというような調整、検討していたりですとか、また、一方で4月までに機能を移転するという話をさせていただきましたけれども、4月からではなくて、それを少し前倒しして委託ができないかというところを今検討しているところでございます。  いずれにしても、行政サービスの提供が止まらないように、もし止まるとしてもなるべく間が短くできるように、今、調整をしているところでございます。 ◆笹倉 委員 調整するということで分かりました。  そうしたら、何月何日にオープンしますとか、そういったスケジュールは地域の住民の方、そして議会にも確定次第またお知らせいただけるということでしょうか。 ◎市民総務課長 はい、委員がおっしゃるとおりです。 ◆笹倉 委員 ありがとうございます。  その前の部分なんですけれども、まず、キオスク端末が設置されるということで、キオスク端末でできることはもう設置のときからということなんですが、キオスク端末というものと今、コンビニエンスストアとかにある端末というのは機能は違うんでしょうか、それとも全く同じものなんでしょうか、具体的なところを教えてください。 ◎南市民センター長 今回、設置するものについては違いがございます。コンビニエンスストアに置かれているものと今回置かれるものは違いがございます。  具体的には、今回設置するところにつきましては、町田市に住民登録がある方で、その方々の住民票、戸籍、それも町田市に本籍のある方、それから印鑑登録証明書、課税・非課税証明書、最新年度のものという形になってまいります。そこで行われるという形になってまいります。 ◆笹倉 委員 キオスク端末は、今おっしゃった機能のみということでしょうか。 ◎南市民センター長 おっしゃるとおりです。 ◆笹倉 委員 ごめんなさい、コンビニエンスストアの端末でできることも改めてお伺いしていいですか。 ◎南市民センター長 コンビニエンスストアにつきましては、マイナンバーカードを使って市外の方もご利用するところは可能という形になります。  それから、これは全国共通ということではないんですけれども、一部戸籍については取れる場合があったりとかというところで、それは各自治体の登録の状況に応じてそこに差異が生じているところはございます。 ◆笹倉 委員 そうしましたら、コンビニエンスストアに設置している端末でできることと今回のキオスク端末というものは役割が違う、できることが違うということでよろしいですか。 ◎南市民センター長 役割が違うというところでは役割が違うといった形になります。 ◎市民総務課長 今のやり取りの中で、後半のほうにありましたコンビニ交付と町田市設置のキオスク端末の違いというところです。  大きくは変わらないんですけれども、違うところというと、例えばコンビニ交付の場合は、そこのコンビニエンスストアでどこの自治体の住民票が取れるかというところで、多くの自治体、ほぼ全国の自治体がコンビニエンスストアで取れるようにということで手挙げをしている状況がありますが、町田市設置のものにつきましては、町田市に住民登録がある方についてはコンビニエンスストアと同じように取得できます。  ただ、町田市設置のものに全国の自治体の方が、うちの証明書も取れるよと言っていただけるかというと、自治体独自に設置しているキオスク端末の各地の状況を見ますと、なかなかそこまでは広がっていないという状況があります。ただ、少なくとも町田市に住所がある方については、同じように取得ができるということになります。  それと、前段のお話ですけれども、今の南町田駅前連絡所の行政窓口で取れる証明書と新しく設置するキオスク端末の機能の違いというお話をいただいていたかと思いますけれども、まず一つは、先ほど藤田委員もお話しされていましたけれども、キオスク端末を使う場合につきましては、マイナンバーを使用するということが前提になります。そこがまず一つ大きく違うところになります。  それと、証明書の種類なんですけれども、これは新しく設置するものも、実はコンビニ交付もそうなんですけれども、窓口で取得できるものの全てが取得できるわけではないというところがあります。一部取得できないものがあります。そういった差が出てくるわけですけれども、ただ、この種類についても、なるべく市民の方にご不便がないように、今後それを増やしていくというところの検討も今進めているところでございます。  今の時点では差があるというところですけれども、その差がないように今後調整をしていきたいと考えております。 ◆笹倉 委員 分かりましたが、なかなか難しい感じがするんですけれども、マイナンバーカードを持っていないと、キオスク端末は使えないということで、マイナンバーカードを持っていない人は今までどおりというか、南町田駅前の近くのコンビニエンスストアで交付はしてもらえないということですね。 ◎市民総務課長 コンビニエンスストアに設置しているキオスク端末も、新たに市で設置するものにつきましても、マイナンバーカードを利用して証明書を取得するというところは一緒ということになります。 ◆笹倉 委員 分かりました。とにかくマイナンバーカードということですよね。  もう1点、64ページの上のほうなんですけれども、「町内会・自治会で活用方法を検討していた市有地について」、これは具体的にどこの場所とかという説明はありますか。 ◎市民協働推進課長 この土地の所在につきましては、町田市つくし野二丁目34番地-2ほか2筆でございます。 ◆笹倉 委員 ありがとうございます。つくし野二丁目34番地-2ですか。 ◆田中 委員 「6月補正予算概要説明書」42ページと64ページで、ほかの委員からも出ている南町田駅前連絡所に関することでお尋ねします。  今の南町田駅前連絡所というところは、ほかの鶴川の駅前連絡所とかと同じように、職員の方が配置されていると思うんですけれども、今の職員の体制というのはどういう状態なんでしょうか。 ◎南市民センター長 職員2名、それから会計年度任用職員が4名配置されております。 ◆田中 委員 先ほどからやり取りがあるように、今できているものと証明書の発行ですとか、例えば出産の届け、母子手帳の交付ですとか、図書の受取りですとか、やられていることがいろいろあると思うんですけれども、改めて今の場所に連絡所ができた経緯というのを確認させていただきたいんです。要は、南町田グランベリーパーク駅ができるというところで変わってきたというところがあると思うんですが、確認をさせてください。 ◎南市民センター長 南町田駅前連絡所につきましては、2009年12月1日に市内の2か所目の駅前連絡所として開所させていただきました。その後、南町田駅前周辺の地区拠点事業に伴いまして、現在のところに2017年3月1日に移転してきたところでございます。 ◆田中 委員 南町田グランベリーパーク駅ができ、グランベリーパークとの関連で今の場所に移転をされたということで、やはり地域の方からは、駅前の連絡所というところでは強い要望があって、いろいろご苦労されて今の場所になったと思っています。  今いろいろな手続のやり取りもありましたけれども、今回の予算の中では南地域の市民サービスの向上ということでキオスク端末、多分その後にほかの部分については、今回の予算ではなくて、また先のところで出てくるのだとは思うんですけれども、具体的にどんなサービス向上が図られるという想定でやられているんでしょうか。 ◎南市民センター長 サービス向上につきましては、やはり駅前連絡所という名称の中で、現在のところよりはより駅に至近のところというところ、それに基づいて立地による利便性の向上をサービス向上というふうに認識しているところでございます。 ◆田中 委員 駅に近くなるという点ではサービス向上だというご答弁だったんですけれども、一方で、先ほど指摘もありましたけれども、マイナンバーカードを持っていない方については、今、窓口でやり取りできて証明書が取れるとかということが率直できなくなってしまうと思うんですけれども、その点はどう認識をされているのかというのと、そういった方々はどこに行かなくてはならなくなるのかというところを伺いたいと思います。 ◎南市民センター長 マイナンバーカードの普及にさらに努めていくということが大事なことかと思います。その一方で、カードがないというところにつきましては、南市民センターもしくはお近くであれば成瀬駅前市民センターというところになっていくか、あるいは市庁舎になってくるかと認識しております。  カードのほうをやはりできるだけ今後普及、国は今年度末100%というところを目標値と上げているところでございますので、そういう意味でも、先ほど藤田委員からもありましたように、そちらの普及に力を入れていきながら、利便性が低下しないように努めていかれればと思っております。 ◆田中 委員 どうしても相手のあるところ、賃貸の契約が切れてしまうというところで、駅前連絡所の場所の移転ではなくて機能の移転ということになっているとは思うんですけれども、今の連絡所と同じような形で、今は職員の方も配置をされている。会計年度も含め市の職員ですね。また、それが業務委託になると、市民の受け止めとしてはちょっと変わってくるのかなと思うんですけれども、今の連絡所と同じような形で駅前のもっと近くに移転するというような検討は行われてきたんでしょうか。 ◎南市民センター長 まず、至近のところというところと、そもそも物件がないという状況もございます。  それから、やはり賃料も現在のところよりはかなり高くということがございます。それから、また移転ということになりますと、その改修、新たな連絡所の施設設計に設備投資ということでございますので、今回につきまして、この契約更新が明確になったのが4月になってからというところもございましたので、それらも含めて、それから今後の社会情勢がマイナンバーカードの普及ということとデジタル化の推進というところの中で、こちらでさせていただいたところでございます。 ◆田中 委員 様々な検討はしたけれども、そういった状況だということは理解をするところなんですけれども、やはりほかの駅前には駅前連絡所があって、南町田グランベリーパーク駅ということで住民も増えていく中では不公平感みたいなところで、また南町田リエゾンがなくなるとなると、地域の方からは、それでは困るという声が上がってくることが想定されると思います。なかなか難しいというところですけれども、やはり窓口の連絡所というところ、ぜひ引き続き検討はしていただきたいなという点は要望としてお伝えしたいと思います。  また、南町田リエゾンがなくなるというところで、今年度は大丈夫なんですけれども、直接市民部の管轄ではないですけれども、この場所が期日前の投票所にもなっているところで、連絡所がなくなるということになると、なくなった後、そちらはどうなるでしょうか、その点、確認させてください。 ◎南市民センター長 期日前投票所というのも大切な施設だと思っております。こちらにつきましては、今、選挙管理委員会にも情報共有をさせていただいているところでございます。最終的にどこをというところは、また選挙管理委員会でご案内いただかざるを得ないところはあるかと思いますけれども、そこはしっかりと情報共有をさせていただいているところでございます。 ◆田中 委員 今のご答弁ですと、やはり連絡所がなくなると、期日前投票もそこではできなくなるということだということで、やはり市民の方々への説明や担当所管との情報共有などはしっかりやっていただきたいなと思います。ありがとうございます。  では、もう一つ別なところで、同じく「6月補正予算概要説明書」の42ページ、「ソフト・魅力」をチェンジ、「地域・コミュニティ」への支援をチェンジというところなんですけれども、具体的にどういったイベントを想定しているものなのか。また、モデル地域とありますが、どこになるのか、その点、伺います。 ◎鶴川市民センター長 まず、モデル地域としましては、今回、鶴川地域ということで考えております。  内容につきましては、例えば、ここにも書いてありますような市民ニーズに合った収益性のある事業ですとか、それから、これは以前発行しました市民センター等未来ビジョンの中にも書かれている内容なんですけれども、例えば放課後等に会議室を使った子ども向けの教室ですとか、それからフリースペース等を活用したスペースシェアリングですとか、そういったものができるかどうかということを含めてやっていこうというところを今考えております。 ◆田中 委員 モデル地域が鶴川ということで、そこで様々な取組をされるということで了解いたしました。ありがとうございます。 ◆木目田 委員 今のことに関連なんですけれども、収益性のあるイベントというのは具体的にどういったものなんでしょうか。 ◎鶴川市民センター長 具体的なイメージとしては、例えば市立室内プールでは、これは指定管理者がやっているんですけれども、夜間など利用頻度の少ない部屋を使って講座、例えばキッズダンスですとか、それからお子さんのチアダンスですとか、そういった講座の自主事業をやっております。それから、鶴川ですと和光大学ポプリホール鶴川でも、自主事業としてコンサートですとか、落語ですとか、それから上映会のようなものをやっておりますので、そういったものが市民センターでもできないかどうかということを確かめていくようにしたい、そんなイメージでおります。 ◆木目田 委員 つまり、いわゆる講座料を取ってやるようなイベントを市民センターでもやれるようにする、これは市民センターの自主事業としてやるということですか、それとも市民がやるところを開放するという意味なんですか。 ◎鶴川市民センター長 最終的には、地域の方々と協働しながら運営していくような形ができないかどうかというところも考えております。 ◆木目田 委員 分かりました。  あと、スケジュールの中に効果検証というのがありまして、785万円の予算を使ってやりますと。この効果検証というのは、実際に集客力とか稼動率とか、その辺の効果検証に関してのイメージというのはあるんでしょうか。 ◎鶴川市民センター長 効果検証に関しましては、実際にイベントを行ったときに参加者の方にアンケート調査等を行いまして、そういったものを通じて、どういうふうなものがあれば、センターの利用状況がどういうふうに変わっていく可能性があるのか。そして、収益性がどれぐらいありそうなのかというふうなところ、あとはまた企画の運営に地域の方も関わっていただくことで、どういうふうな効果が生まれてくるのかですとか、そんなようなところを検証していきたいと考えております。 ◆木目田 委員 分かりました。いわゆる稼働率を上げるためにというところが主な目的なのかなと思います。  あと、先ほどの南市民センターキオスク端末についてなんですけれども、このキオスク端末というのは、いわゆる新規のものなのか、新しくカスタマイズしているものなのか、それとも既存にあるものなのか、その辺、お聞かせいただきたいんです。 ◎南市民センター長 基本的には、カスタマイズというものではなくて、標準的なものを設置するということで考えております。 ◆木目田 委員 ですから、今ある既存のもので対応できるものはやっていくけれども、先ほどの窓口機能としてあるけれども、キオスクにはないものに関しては、基本的には機械対応ができないからと。今後、そういう機能を求めていってできるようにしていくという認識でよろしいのか、お聞かせください。 ◎南市民センター長 委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆今村 委員 今までも質疑が出ているので、同じ案件になってしまいますけれども、確認もさせていただきながら、お答えをいただきたいと思います。  まず、単純な土地の売払いに関わる委託料ですけれども、場所、住所が示されましたけれども、今、具体的に現状は比較的大きな道路の二丁目34番地の住宅になっているところですかね。それとももう更地になっているのかな、その取得の経緯について教えてください。そのときの費用がかかっているならば、その費用などについても。  これから委託して売払いをするということですけれども、多分現状ある程度どの程度ぐらいになるだろうということは想定をされていると思いますけれども、それもお答えができるようだったら教えていただきたいと思います。 ◎市民協働推進課長 現況は今、更地になっております。角地という場所で位置しております。  取得の経緯でございますが、以前ここは小川農事センターというところでございまして、その跡地を市が取得したということになっております。しばらく農事センターの跡地を、その建物を利用して農業振興等に活用してきた経緯がございますので、その取得のときには、市民協働推進課が取得したものではございませんので、取得の価格等は、すみません、今手元にはございません。  ちなみに、接している道路は4メートル道路ということでございます。  この経緯ですが、市が取得した後、その建物を地域の農業振興のために使っていたんですが、地域の方から、ここに集会所を設置したいというご希望がありまして、こちらの市民協働のほうで、コミュニティーの活動に寄与するという目的で所管をしておりましたが、ここで昨年9月ですか、2021年9月で活用を断念するというお申出がありましたので、ここで未利用地として測量して、鑑定をして売却するという方向で市として決定した次第でございます。 ◆今村 委員 分かりました。  旧の小川農事センターというのは大変目立つ角地のところで比較的広いんですね。敷地がどのぐらいあるのか。取得をした経過があるにしろ、売却するという決定をされたということですが、まちづくりだったり、その地域の中で必要とされているもの、集会所は残念ながら難しいという状況になったということですけれども、この売却の条件とか、その辺についても何か検討されているのか。その辺についてどういった議論がされて今回の決定に至ったのかを確認させてください。 ◎市民協働推進課長 敷地面積でございますが、登記簿上になりますが、約438平米になっております。  ほかの活用ということでのご質疑だと思うんですが、ここでは集会施設の建設が難しいということの後に、いろいろと公園設置とか農地、あとビオトープなど、そういった活用ができないかというところで、いろいろ地域の方とも検討したんですが、やはりそこについてもなかなか地域では難しいということでご意見をいただきまして、未利用地ということになりましたので、売却するという決定を下した次第でございます。 ◆今村 委員 分かりました。この程度にしておきますけれども、このまま一般的に売られてしまえば、ただの宅地が4軒、もっと建つんですかね。最低敷地面積で割れば、そういった状況になってしまうのかなと個人には大変残念だなと。時価も高いところですから、今後、こういう住宅地の中に行政が意図を持って地域のための施設をつくるというのは難しくなってくるのかなと思いましたので、感想を述べさせていただいて。  次ですけれども、市民センターの魅力向上に関わって、キオスク端末南町田グランベリーパーク駅のすぐ近くにつくるということで、今、皆さんがいろいろとご心配をされていらっしゃいますけれども、駅前連絡所が廃止をすることになって、なるべく市民サービスを低下させないようにという趣旨は大変よく伝わってきたというか、理解をしました。  聞くところによると、連絡所がなくなる中で、キオスク端末みたいなもので証明書の発行ができるもの以外に、受け取りとか、図書と母子保健に関わるような関係ですけれども、実際に例えば過去1年とか、月に何件とかということで、それぞれ図書の返却はそれなりに数があるとは思うんですけれども、ほかの部分はどのぐらい実際にあったのか、まずご説明していただけますか。  それと、先ほどから出ていますが、キオスク端末は駅周辺にローソンとかセブン-イレブンがありまして、そこでもマイナンバーカードを持っていれば発行できるんですよね。だから、当然こういったことを考えているということならば、事業者の方にはあらかじめご説明をしているのか。それから、駅前連絡所廃止に伴って地域の町内会・自治会、また連合会の皆さんなどについても、そういったことは事前にきちっとご説明されていらっしゃるのかどうか、確認をさせてください。 ◎南市民センター長 まず、利用状況というか、全体のところでございますけれども、2020年度の実績値にはなりますが、南町田駅前連絡所で住民票等の証明書の交付、発行件数としましては1万2,048件交付させていただいております。それから、妊娠届と母子健康手帳の交付につきましては121件、乳幼児医療証、あるいは義務教育就学児等の医療費の助成制度の支給申請につきましては466件いただいております。  あと、それ以外に心身障がい者の医療費助成制度が27件、国民健康保険の高額療養費の関係が382件というところでございます。  あと、図書の資料の受渡しというところで、これは来庁された人数という形になりますけれども、2万1,685人のご来庁者があったというところでございます。  それから、2点目なんですけれども、近隣のコンビニエンスストアの事前のということにつきましては、こちらについては事前にということでお知らせというところは行っているところはございません。ただ、違いとしまして、コンビニエンスストアにつきましては、朝6時半から夜11時までご利用いただけるというところでございます。  ただ、一方で店員さんはいらっしゃいますけれども、何かご案内だとか、そういうことができるというところではございませんので、今、至近のところで行っているところでは、考えているところでは、その辺の先ほどご質疑いただいたところで、一部マイナンバーカードを使って交付できないものについてのご案内だとか、あるいはアンケート調査等の中で、やはりそういう端末機の利用に当たって、あまり機器にたけていない方々へのフォローというところの中で、そこのところはすみ分けというか、違いが出てくるかなと考えております。  それから、地域の方へのご説明のところですけれども、まずは今回の件につきましては、議員の皆様にご報告をさせていただいた上で、その後、進めていくというところで考えております。南地域、南町田地域周辺の方々、自治会等も通じながら、ご協力いただきながら進めていかれればと思っております。  南市民センター等未来ビジョンの策定に当たっては、各地域の中でワークショップを行わせていただいたりとか、それからインタビューを行わせていただいたりというところで、各地域ごと、10地区の中でですけれども、行わせていただいた上でのところで策定はしているところでございます。 ◆今村 委員 ありがとうございました。今後のことも含めてですけれども、たまたま契約の時期があったりとか、それから費用の問題だとか、様々考慮して考えられたんだと思いますが、先ほど質疑もあるように、地域の中で駅前連絡所だったり、市民センターの機能をどうしていくのかということで言えば、たまたま今回は南町田の駅前連絡所ですけれども、費用対効果、最少の経費で最大の効果を発揮するために、どうしていくのかというのは、この南町田の駅前だけではなくて、全体としてサービスをどう展開していくのかということは議論が必要なんじゃないかなと思います。  特に、単純ですけれども、すみません、行政報告もあるので、またあれですけれども、今、コンビニエンスストアで取得ができるようなものについて、個人的ですけれども、今お話を聞いていると、駅前の至近距離に設置をするという話ですけれども、当然同じ施設の中にもローソンもありますし、駅前の長くコンビニエンス事業をなさっている事業者の方もいらっしゃいますから、その方たちが何かお困りのときに、コンビニの店員さんが何もしてくれないということは多分ないとは思うんです。  ですから、利用の仕方や、わざわざ端末を新しくレンタルして、人を雇うといっても専任ではなくて、多分どこか事業をやっていらっしゃるところにお願いするんじゃないかなと想像すると、コンビニエンスストアでも十分対応は可能なのかなという気もしますし、行政がやることによって民業を圧迫するようなことがないように、ぜひ注意をしていただきたいなと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって市民部所管部分の質疑を終結いたします。
     休憩いたします。              午前10時58分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前10時59分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(南町田駅前連絡所の閉所について) ○委員長 行政報告、南町田駅前連絡所の閉所についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民部長 南町田駅前連絡所の閉所についてでございますけれども、南町田駅前連絡所の建物賃貸借契約が終了することに伴って、2023年1月末日をもって連絡所を閉所するものでございます。  詳細につきましては担当からご報告いたします。 ◎南市民センター長 それでは、報告させていただきます。  タブレットの資料番号76番「南町田駅前連絡所の閉所について」、1ページをご覧になってください。  本件は、南町田駅前連絡所が入居する東急南町田ビルの定期建物賃貸借契約が2023年3月31日を もって終了することに伴い、原状回復工事期間に2か月を要するため、南町田駅前連絡所を2023年1月31日に閉所することについて報告するものです。  まず、「1 背景」は、南町田駅前連絡所の設置から前述の契約満了に至るまでの経過を記載させていただいております。  続きまして、「2 南町田駅前連絡所の主な業務と今後の対応」についてでございます。行政手続のデジタル化の進展により、市民の皆様が行政窓口へ訪れる機会が減少しております。町田市市民センター等未来ビジョンにおいても、証明書発行に特化した窓口機能の縮小や廃止を行うという方向性を示させていただいているところでございます。  一方で、南町田グランベリーパーク駅周辺は人口が増加しており、市の境に位置する地理的環境もあり、現時点において多くの市民ニーズがあることから、閉所後も市民サービスを継続していきたいと考えております。  表にございますとおり、南町田駅前連絡所で行っている業務は大きく3つに分けられます。  まず、①住民票等証明交付業務です。現在は、お客様に申請書をご記入いただき、職員が証明発行の上、お渡ししておりますが、今後は2022年10月に、南町田グランベリーパーク駅近くにキオスク端末、いわゆる行政証明書自動交付機を設置します。手続は、お客様自身にマイナンバーカードを利用して行っていただくことになりますが、操作に慣れていらっしゃらない方へのサポートを目的として、民間事業者に操作支援業務を委託してまいります。今までより立地的な利便性が向上する見込みでございます。  ②としまして、乳幼児医療費に係る医療費助成支給申請書や妊娠届の受付等の各種申請書受付業務、③としまして町田市立図書館でリクエストを受けた本のお渡しや返却等の図書資料受渡業務でございます。現在、それぞれ実施可能な民間事業者へ業務を委託するための検討を行っているところでございます。  次ページは参考資料といたしまして、南町田駅前連絡所の開所日及び時間と業務内容を記載しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 先ほどの予算のところと関連するんですが、参考資料の今までの業務内容、これがおむつ袋も含めて民間事業者のほうに業務委託されるということでいいのか。例えば参考資料に⑥まで書いてありますけれども、できないというところがあるのかないのかも含めてお伺いします。 ◎南市民センター長 業務委託するところで調整を行っているところでございます。 ◆藤田 委員 そうしますと、この参考資料に載っている業務内容、おむつ袋も含めて全て民間でできるということでいいかと思うんですが、ならば民間事業者というのは、どういうところを想定されているんですか。 ◎南市民センター長 具体的な名称は、今はまだ調整中なのであれなんですけれども、やはり個人情報をしっかりと管理できるところが非常に重要なところだと考えておりますので、そちらを担えるところで調整を進めているところでございます。 ◆藤田 委員 個人情報、そこは大事だと思うんですが、イメージして業態はどういう業態になるんですかね。今までこういうのを他市とかでやった実績とか、他市じゃなくても民間の中で、こういう実績とか、そういうところ、全く新しい形ですか。どういった業態のところに委託をするのか、そこをお伺いしたい。 ◎南市民センター長 幾つかのところでの経験値はあられるところで、交渉を進めているところでございます。 ◆藤田 委員 業態は。言ってみれば、どういった事業を行っているところなんですか。どういったものでいいです。具体的な名前はもちろん要らないんですけれども、これまでどういった事業を行ってきたところに委託をするのか。 ◎市民部長 申し訳ございません。そこのところは、今こちらで申し上げると、もうそこだろうというのが分かってしまうような状況もございますので、いろいろ今ご相談しているところですので、そういった個人情報の扱い等、当然しっかりしたところを今選択しておりますので、また、まとまりましたらご報告できると思いますので、申し訳ございません。 ◆藤田 委員 分かりました。配慮いたします。ありがとうございます。 ◆田中 委員 1点だけすみません。  行政報告の中で、②各種申請書受付業務で乳幼児医療に係るところは業務委託ということで書いてあるんですけれども、参考資料の中で心身障がい者の医療費助成支給申請の受付ですとか、国民健康保険の高額療養費などの受付ですとか、そういったものもどこか業務委託をするということなのか、その点、すみません、重ねてになっちゃうかもしれないんですが、確認をさせてください。 ◎南市民センター長 南町田駅前連絡所で受付けさせていただいておりました業務は、こちらの参考資料に載せさせていただいているところでございます。基本的には、そちらを機能維持できるような形でしていきたいと調整をしているところでございます。 ◆松葉 委員 すみません、1点だけ。  先ほど来、議論がありましたけれども、移転をするということで、背景で貸主から契約期間終了後の賃貸借期間の更新ができないというような申出を受けているということなんですけれども、それは差し支えなければ、どういった理由でというところを確認させていただければと思います。 ◎南市民センター長 貸主さんからの明確なお答えはいただけていないところでございます。ただ、できないということだけは、更新はいただけないという通知はいただいているところでございます。 ◆松葉 委員 そういったことというのは、これまで他の場所だったりとか、そういう例というのはあるんでしょうか。 ◎南市民センター長 過去にそういう事例があったかというのは、私自身は経験は持ち合わせていないところなんですけれども、貸主としても、今後のこともいろいろと想定をされていらしているところのようで、そこでこちらも、どういう事由でしょうかというところは確認はしたんですけれども、明確にはいただけなかったというところでございます。 ◆松葉 委員 更新ができないというところなので、やむを得ず移転するというようなことだと思うんですけれども、どういった理由というか、民間の話なので、そこまで突っ込んでというのはあれですけれども、想像するに例えばビルの老朽化だったりとか、耐震だったりとか、今ですと、そういうようなことだったり、新たな使い道というところもあるのかなというふうには想像はするんですけれども、先ほど来、いろんな議論がある中で、移転をする機能がそっくりそのままというようなところにはなるのかなという、イメージとして、さっき窓口でこういったものを対応するというところ、あと機械でやるというところではありますけれども、そのあたりも地域の方々への周知というところでは、丁寧に行っていただきたいなと、これは要望しておきたいと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時11分 休憩            ―――◇―――◇―――              午前11時12分 再開 ○委員長 再開いたします。 △行政報告(「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」の策定について) ○委員長 行政報告、「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」の策定についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎市民協働推進担当部長 「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」の策定について、ご報告を申し上げます。  内容につきましては、担当の課長からご説明申し上げます。 ◎男女平等・消費生活担当課長 タブレットの資料番号77番、「一人ひとりがその人らしく生きるまちだプラン(第5次町田市男女平等推進計画)」の策定についてをご覧ください。  2022年3月に計画を策定いたしましたので、ご報告いたします。  それでは、82分の1ページ、「1 計画の概要」をご覧ください。  (1)計画の期間ですが、2022年度から2026年度までの5か年計画とし、(2)の計画の基本的な考え方としましては、一人ひとりの人権を尊重し認め合い、その人の個性を十分に発揮することで、その人らしく生き生きと生きることができるよう、現行の計画に引き続き、基本理念を「その人らしさを発揮できる社会の形成をめざして」といたしました。  そして、基本理念を実現するために「めざすべき姿」として施策全体の方向を2つ定めました。  「めざすべき姿Ⅰ 一人ひとりの人権を尊重するまち」では、今回初めて施策推進の方向に「性の多様性への理解促進」を追加するなど、多様性を尊重する意識の浸透のための具体的な取組を位置づけました。  「めざすべき姿Ⅱ 一人ひとりが個性と能力を生かして活躍できるまち」では、継続して男女格差の是正などに取り組み、男女平等参画社会の実現を目指してまいります。  続きまして、2番、本委員会における行政報告の経過をご覧ください。  昨年、2021年6月に本計画の策定についてご報告いたしました。  また、同年12月には、(仮称)パートナーシップ制度の導入などを盛り込んだ計画素案のご説明、また、パブリックコメント実施のご報告をいたしました。  そして本年、2022年3月には、パブリックコメントの実施結果に加え、計画策定スケジュールについてご説明をいたしました。  パブリックコメントでは、合計41人の方から122件のご意見をいただき、パブリックコメントの概要と市の考え方につきましては、5月に公表済みでございます。  続きまして、「3 パブリックコメント結果等を踏まえた対応」をご覧ください。  まず1つ目ですが、基本理念、計画の体系など、計画の柱となる部分の修正はございませんでした。  続いて2つ目、男女だけではないジェンダーの視点に関するご意見から、「男女が」などの表現の一部を「一人ひとりが」に見直すなど、多様性の視点を取り入れた言葉に修正いたしました。  そして3番目、本計画を目にする方に少しでも身近に感じていただけるよう、本計画に関連するSDGsの目標についての解説や、高校生が描いたイラストを加えるなどの工夫をいたしました。  続きまして、ページをお進みいただき、82分の2ページ、「4 計画の公表及び周知」をご覧ください。  本計画は、この行政報告終了後、速やかに市ホームページに掲載し、印刷等の準備が整い次第、順次窓口での閲覧及び販売を行うなど、市民の皆様に公表してまいります。  また、本計画の策定について、まずは「広報まちだ」7月1日号への掲載、市ホームページへの掲載で周知をしてまいります。  最後に、「5 今後の推進方針」をご覧ください。  ここに掲げた3点は、本計画で取り入れた新たな視点でもあり、(1)のデジタル技術を活用した幅広い年齢層へのアプローチは、全庁的な課題でもございます。  また(2)ですが、これまでは男女格差の是正とはいえ、女性に対する取組という印象が強かったことから、本来は「一人ひとりへの」とすべきかもしれませんが、あえて「男性へのアプローチ」と掲げたものでございます。  そして、(3)の多様性を尊重する意識の浸透ですが、(仮称)パートナーシップ制度の導入をはじめとして、新たな取組を推進してまいります。  最後に、男女平等参画社会の実現のためには、様々な取組を地道に継続的に前進させていくことが重要だと考えております。計画期間を通じ、本計画の考え方や取組内容の周知、啓発にも努めてまいります。  ご報告は以上です。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  その都度、質疑をしてきましたけれども、今回、作成に当たって当事者がどう関わってきたのか、意見等も含めてお伺いします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 まず、計画策定に入る前に、市民アンケートということで実施をいたしまして、そこで意見をいただいているほかに、男女平等参画協議会という外部の委員会と市役所の中の会議ということで行ってまいりました。  あと、当事者のご意見ということなんですけれども、特に男女平等の全ての範囲内で何かをしているということはございませんけれども、特に今回、性の多様性というところで、市に声が届かない方々の意見を、アンケートですとかではなかなか届けられないというようなところがございましたので、男女平等推進センターの登録団体であります団体を通じまして、いわゆるLGBTだとかというような関係の方々にお声がけをして、意見聴取を行わせていただきました。  あとはパブリックコメント、今ご説明したとおりでございますけれども、その辺を通じまして、十分と言えるかどうかはあれですけれども、ご意見の聴取に努めてまいりました。 ◆藤田 委員 これからこの件だけじゃなくて、特に男女平等という部分については、当事者というのがしっかりここの中に反映されていなければいけないと思うんです。国の例で言うと、こういう策定をする、あるいは総理からの諮問機関等、必ずそこの中にはメンバーの中に当事者が入っているんです。もっと言えば、当事者に関わっているNPOだとか、そういうところが関わっているんですね。  改めて今回、これを今度は動かしていく場合に、今、町田市の男女平等参画協議会のメンバーだとか、あと町田市男女平等推進会議の組織とかを見ているんですけれども、そういった中に当事者、あるいはNPOというのはちゃんと入っているんですか。今後、動かしていく中で、このメンバーの在り方等も含めてどう考えているのか、お伺いします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 藤田委員にお話しいただいた推進会議につきましては、庁内の主に部長級の職員ということでございますので、基本職員ということなのであれですけれども、そこは庁内のということで、今回から広報を充実させるという意味で、広報担当部長をメンバーに追加させていただいているところです。  それから、参画協議会につきましては任期が2年でございまして、昨年の6月から2年間という任期で決まっておりますけれども、そこにいわゆる性の多様性としての当事者の方は入っておりません。  区分としましては、学識経験者と学識と言っているんですけれども、いろんな悩み事だとか相談していただいていたりするような弁護士ですとか社会保険労務士の方ですとか、大学の先生だとか、あるいは市民公募の委員ということで、例えば男性で看護師をされていて、逆に女性の中で働いていらっしゃる男性の目線でどうだとかというようなところではやってきたところでございます。  ただ、特に第4次計画と第5次計画の違うところは、やはり性の多様性のところがつけ加わったという部分ですので、次の改選のときには、そういうような委員の構成だとかというのを十分考えていかなければならないと思っております。  あと、まだこれは担当レベルの話なんですけれども、参画協議会では今メンバーでないんですけれども、やはり参画協議会で議論する議題の中で、少し特殊な分野がある場合には、参画協議会の要綱の中で出席者を求めることができるというものがありますので、そこで出席を求めるなり、別途声を聞く場を設けて、その声をまた参画協議会にもご報告するであるとか、どのようなやり方がいいのかというのも並行して考えてまいりたいと考えております。 ◆藤田 委員 本当は協議会の中にも当事者が最初からいて、そして関わっているNPOとかが最初からいて、つくり上げてほしかったなと思うんですが、今、課長からご説明があったとおりに、今後は動かしていくに当たって、その協議会のメンバーの中に――協議会に限らず、この計画を実行していくメンバーの中に当事者もしっかり入れて、そしてNPOとかもできればそこに入れてメンバーとして、常時そこにメンバーがいるという形をつくり直してほしい。これは要望にしておきますけれども、そこはぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◆矢口 委員 2つほど気になったことがあったのでお伺いしたいんですけれども、まず1つは意見というか知っていてほしいなということなんですけれども、37ページのところで男性の子育て参画促進というところで、本当は男性の子育て参画という言い方も個人的には好きじゃなくてぴくっとくるところではあるんですけれども、そもそもあなたも責任者でしょうというところで、参画ってなんだよと思うところはあるんですけれども、そこは目標として、別に言葉遊びではないのでいいとして、担当課というところでここで挙げられているのが、男性をターゲットにした子育てに関する啓発活動というので保健予防課が入っていないなというのが気になって、私は随分前からずっと言っているんですけれども、保健予防課は妊婦面談とか母子手帳の交付も、そこも一応市民部が交付は行っているけれども、中に何を入れるとかは母子保健関係で保健予防課が多分やっているはずで、私も最初の妊娠、出産のときに思ったのが、行政はママにばかり会いたがるなと。父親には一度も会ってくれなかったなと、それは第2子のときも思ったんですよ。病院も母親にしか会わないし、私ばかりいつも何か指導されて、話をさせられて、電話も私にしか来ない。こんなふうに行政が対応しているんだったら、男性は子育ての責任者は母親だと思って、いつまでたってもやらないだろうなとずっと思ってきたんですね。  そういったことも議会でも言ってきて、今も過去のことを思い出すといら立つことが多いんですけれども、ぜひそういった視点を持って、もう計画はできていますから変えろということではないんですけれども、ぜひそこの部分に着目していただいて、保健予防課と取組を進めていただいてやっていただきたいなという当事者としての――ちょっと感情的になりましたけれども、要望であります。  あと、もう1点が確認したいんですけれども、43ページの計画の推進で目標値があるんですが、この目標値というのは今まで変更されたことがあるのか。また、今回の目標値の内容、指標について見直しはしたのか、そういった議論があったのか、お伺いします。
    ◎男女平等・消費生活担当課長 ご意見を含めてありがとうございます。  男性の子育て参画、言葉遣いですね。まだ視点が欠けている部分があったかなとも思います。計画の内容につきましては、これで決めたからこれで絶対に進むということでなくて、常に意識だとかを変えて進めていく必要がありますので、今ご意見もいただきましたので、着眼点みたいなところも含めて、それは随時意識をして進めてまいりたいと思います。  あと、担当課につきましても、これはよく縦割り、縦割りと言われますけれども、一応施策を想定した中で、結びつけた中で書いてありますけれども、書いていないからうちではやらないとか、そういう話ではないと思いますし、内容によりましては全ての課が意識しなければならないというような施策も当然ございますので、その辺はまたご指摘もいただきながら進めてまいりたいと思います。  それから、計画の目標値につきましては、基本的には今までは、第4次計画の中では、この用語について知っていますかという認知度であるとか、あるいは5年に一度行っているアンケートの中での結果を見るようなものがあったんですけれども、中ではやはり言葉を知っているだけでいいのかみたいな議論もございました。  あと、目標値が理想値なのか、5年後の持っていける値なのかとか、様々な議論を行いまして、半分ほど数値目標の項目についても見直しをさせていただいたところでございます。 ◆矢口 委員 パブリックコメントとかも行って、みんなから意見をもらった上での策定されたものであって、私もそこは全部目を通していないのであれなんですけれども、例えば保育園の待機児童数で男女平等の仕事と家庭の調和を図れるのも、そうなのかなとか、保育園にみんなが入れても、病気になったときは母親ばかり休んでいないかなとか、本当にこれが直接的に男女平等の一人一人が輝いていくとか、その人らしさを発揮できるというところが保育の待機児童数なのかなとか、ふと思ったところがあったので、目標値については私もこれから勉強したいと思うんですけれども、そこが気になったので質問させていただきました。特に意見というところで、以上です。 ◆笹倉 委員 資料の82分の36、ページで言うと30ページのところ、性暴力のことで質疑したいんですけれども、まず1点目が、例えば性暴力とかの相談窓口のことなんですけれども、今、女性の相談窓口というふうに、悩み事相談みたいな感じになっていますが、女性ということで相談しにくい、男性もそうですし、自分の性自認とかが女性ではないという方たちへの配慮、そういった窓口はあるのでしょうか。設置の予定というか、名称を変えるなり、あるのでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 性暴力の関係でのご質疑ですけれども、長らくやってまいりましたのが女性悩みごと相談ということで、こちらは対象を女性に限っております。中には、今までの市議会との議論の中でも、男性の場合はというようなお話もありました。基本的には、特に弱い立場にある女性をといってやってきた部分があるので、これは女性での形でやってきているんですけれども、男性のができないのかというのはご希望としてはあるところでございます。  現状としましては、なかなか自治体レベルでいろんな方に応えられる、悩み事の内容が男性であると、また少し内容が変わってきて、相談の相手をしてくださっているのがカウンセラーの方なんですけれども、そういったところから考えると、なかなか自治体では対応できないというところで、民間ですとか東京都のウィメンズプラザで行っている相談などをご案内しているところでございます。  あと、LGBTにつきましては、現状、一昨年から相談を開始しておりますけれども、月1回ということで実施しておりまして、1回につき数名のご相談があるというような状況でございます。 ◆笹倉 委員 でも、やはり最近は男性の性被害の問題も大きく出てきていますので、そこは検討課題だということを申し上げたいと思います。  あと、「性暴力やストーカー被害を防止するため、関連法や相談窓口等の周知啓発に努めます」「問題意識を高めます」ということもあるんですけれども、先日、桜美林大学で警察署が主催してやった性被害についての講座のことを見たんですけれども、確認したんですが、町田警察署、町田市内で起こっている性被害についてのことはどの程度共有して、どういう感じで連携しているのか、お尋ねいたします。 ◎男女平等・消費生活担当課長 恐らく今、委員がおっしゃったのは、読売か何かでも記事が出ていたかなと思います。私どもの中では、市役所の中にも、あらゆる相談窓口がございますので、主にそういうDV、性暴力が該当するような部署と町田警察署、南大沢警察署で年1回、DV連絡会というのを開催しております。その中では、当然ですけれども、個人情報というか、個人の内容に関わる共有というのはしておりませんけれども、どういうような動きがあるだとかというところは共有をさせていただいているところでございます。  その中で連絡の行き来が悪いみたいなところがあれば、その都度、意見をやって、組織間の事情とかもありますけれども、スムーズに情報共有ができるような形で連絡会を開催させていただいているところでございます。 ◆笹倉 委員 連携の感じは分かったというか、今の状況は分かりました。  周知啓発に努めるというところで、そういった講座などを町田市の担当課が主催するなり、主催ではなくても、性教育のことですとか性被害の実態、どういったことがあって、どういうことがあるかみたいなことをもう少し進めていくといいと思うんですけれども、具体的に何かそういったここに書かれているような周知啓発の内容というのはどういうことがありますか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 「性暴力やストーカー被害を防止するため」云々と計画書にあると思いますけれども、例えば夫婦間の中でも、よくアンガーマネジメントだとかと言われるようなコミュニケーションに関する講座を行ったりですとか、あとはCAPプログラムということで、親子の中でのコミュニケーションに関するような講座を定期的に開催しております。  また、先ほど桜美林大学ということでおっしゃられましたけれども、和光大学で講座をやったりですとか、あるいは市内の中学生を対象に、これは弁護士会にもご協力をいただきまして、授業の中でデートDVなどに関する授業をしていただいて、中学生ぐらいから、例えばスマートフォンの内容を見せ合うとか、あるいは強制的に見るだとかというところから始まって、気づきを与えるような授業などを進めているところでございます。 ◆笹倉 委員 今もそういったことをやっているということも分かりましたが、今年の4月から18歳が成人年齢となったことで、やはり中学生、高校生――高校生は18歳なので、もう少し小さい年齢から、小学生のうちからできること、伝えるべきことは伝えていくということを強く要望し、今年の18歳成人になってから、今年、来年と今後、周知の方法を変えていくという計画の予定はありますか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 私は消費生活のほうも担当しているので、成年年齢引下げのところで、若年層にどうやってアプローチするかというのは各自治体の悩みどころでもあるんですけれども、昨日も男女平等の登録団体懇談会というものがありまして、そこでもSNSだとかをどうやって活用していったらいいのかなというようなご意見もいただいたところなんです。  どうやって発信したらというのはあるんですけれども、その中で今回、若年層に限っていないんですけれども、あらゆる世代、年齢層に、それぞれどういうアプローチでやってくのかというのが、先ほどの説明でも、これは行政全ての部署での課題ではあると思うんですけれども、その辺を打破していかなきゃいけないので、これはいろんな自治体の取組を見ながら研究していきたいと思っております。 ◆笹倉 委員 研究だけでなく、実際に進めていってくださいとお願いいたします。 ◆田中 委員 大きく2点伺いたいと思います。  1つは、タブレット82分の24ページ、冊子では18ページのところ、先ほど矢口委員からも指摘のあった男性の子育て参画のところで、課題については矢口委員からの指摘があったので、本当にそのとおりだなと思うんです。  1つ、私も一般質問などで男性の家庭進出が必要だということを求めてきたので、こういった計画の中に、今回新規ということで位置づけられたというのは、こういうアプローチの仕方もあるんだなということですごく参考になったんですけれども、具体的に新規で今回取り上げたことで、何か具体的に進むとか、計画が進むものがあるのかというところを、今までも生涯学習センターでやってきたものとか、いろいろあるとは思うんですけれども、ぜひ前にいろいろ広げていただきたいなという思いも込めて、具体的には何かお考えがあれば、ぜひ教えてください。 ◎男女平等・消費生活担当課長 男性がというところに限った形でよろしいですかね。 ◆田中 委員 はい。 ◎男女平等・消費生活担当課長 先ほど矢口委員からも男性の子育てという話もありますけれども、介護につきましても男性の視点とかという話も、これは参画協議会の中で結構議論――議論というよりかは、この男女平等の施策そのものが女性のための施策というようなイメージをお持ちの方がかなり多くて、それはそういうところは否めないんですけれども、例えばよく今、無意識の偏見――アンコンシャスバイアスというような言葉もありますけれども、例えば男性の方が後を継がなきゃいけないだとか、いろんなプレッシャーを抱えているようなところもありますよねとか、男らしさ、女らしさみたいなところというのは、やっぱりまだまだいろんなところに問題があるので、そういったところからすると、この話をちゃんとやっていくと、男性のための意味合いも絶対出てきますから、これは女性の問題だと決めつけずに、やはり一人一人が考えられるような出し方をしていかないといけないんじゃないかというのは話の中で出ました。  ただ、介護につきましては、実際には男性もかなりあるんですけれども、それはもう家族として差し迫ったものがあって、実際には携わられているところがあるので、男性のと書くのはちょっと違うかなとか、いろいろ議論したところでございます。講演会なんかをやっていく中でも、最近は、その辺をお話ししてくださるような先生方もいらっしゃるので、そういうような男性目線も含めて、そうすると、みんなで考えようというような機運も上がるかなというところで、そういうところをやったりしています。  あとは、今までは男性の講座としては、そんな多くはないんですけれども、夏休みにお子さんと父親、あるいはおじいさまとかと工作教室みたいなものをやっておりまして、今年の夏も工作、今回は小さな石けんを作るような講座だったと思うんですけれども、予定をしたりしております。また今後、これは男女平等推進センターだけでなくて、全庁でも、そういうようなことを呼びかけたりしながら進めてまいりたいと思っております。 ◆田中 委員 今回は計画ができたというところで、まだ本当にこれからというところはあると思うんですけれども、例えば資料の中で男性の育児休業の取得希望と実際の取得率のギャップなんかはすごくいい資料だなと思ったんですね。  なので、そういった実態に合わせたアプローチというのを、男性が育児の当事者、家庭の当事者にちゃんとなれるような形のものを、男女平等推進センターが本当にいろんな課と連携をして、ぜひもっともっと進めていただきたいなと思っています。  もう1点、82分の47ページ、冊子で言うと41ページのところで、これは拡充になっているのでお聞きするんですけれども、市の審議会の委員の女性比率、40%を目指しますというところなんですけれども、この40%の目標はもともと立てていたものでしたでしょうか、その点、まず確認させてください。 ◎男女平等・消費生活担当課長 40%というものにつきましては、従来から附属機関の委員の構成比率だとかで定めていたものでございます。 ◆田中 委員 今回、強化拡充とあるんですけれども、どういった点を強化拡充するのかというところを伺いたいと思います。問題意識としては、審議会、それぞれいろいろなんでしょうけれども、例えば新たな学校づくりの審議会は、委員の方は全員男性でずっと進められてきたのがずっと気になっていたんですよね。多様な意見を吸い上げるという意味ではすごく大事なところだなと思っていて、強化拡充ということで期待をしたいんですけれども、具体的にはいかがでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 先ほどの目標としては40%なんですけれども、これはほかの自治体と比べましても少し町田市は低いかなという部分があります。会議の内容によっては、推薦をしていただくというようなこともあったりして、団体推薦で出てこられる方は男性が多いとかという例が多かったりというところはございます。  ただ、個別に呼びかけてまいりますと、例えば防災の関係の会議であっても、避難所を設営するときに女性の目線がとかということで、担当課にお話しすると、一定のご理解はいただけるところなので、防災の会議ですとか、あるいは農業の関係の会議なんかでも、農業委員さんだとかというと男性ばかりなんですけれども、そこでも結構頼っているのは学識の方に女性をということが多いんですけれども、それ以外にも少しでも広げられるように個別のお声がけをしておりまして、それをだんだんと進めていくというのが大事なのかなと思っております。 ◆田中 委員 問題意識はとても持っていらっしゃるなと思いますし、これは全体の割合だと思うんですね。なので、先ほどおっしゃってくださったように、それぞれの委員会の中での男女比率というのが大事だと思うんですね。給食関係のものは女性の比率がすごく高かったりして、それはそれでよかったと思うんですけれども、それぞれの委員会や審議会の中で男女比率がどうなっているのかというのはきちんと確認していただいて、高めるような工夫を、今おっしゃっていただいたように、ぜひ前に進めていただきたいですし、そのための体制なんかも、夜、審議会があるときに、お子さんをどうするか、それも女性が子育てしているというのが前提になっちゃうんですけれども、やっぱりそういう課題があると思うので、そのあたりの体制の部分なんかも、ぜひフォローができるようなことを考えていただけたらなと思います。要望です。 ◆松葉 委員 先ほどの目標値の件なんですけれども、矢口委員が項目の見直しというところで、ちょっと聞き取りづらかったので確認させていただきたいんです。  この前の第4次計画のときのこの項目、かなり変わっているかなというふうに見てとるんですけれども、以前の第4次計画のときの現状値から目標値というところの検証というのはしているんですか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 第4次計画の資料が手元にないと分かりづらいと思うんですけれども、5年に一度行っているアンケートで割合を見ようというものが、12の項目があるうち、10項目がアンケート数値にて把握しますというものなんですけれども、ほぼ全て目標値が達成できていない状況でした。  ただ、目標値の立て方のところで、先ほど少しお話ししたんですけれども、理想値なのか、ただ、目標なのであまりできる数値にはしたくないというところで、少し手を伸ばせば届くところに位置づけないとというところで、反省点も含めてなんですけれども、100%とかというのはとてもいかないところがありますので、その部分では達成できたというのが1つぐらいで、ちょっと厳しい状況でした。  どちらにしても、この数値目標につきましても、毎年度、計画の進捗状況の確認というのをやって公表もしているところなんですけれども、今年度の施策評価が第4次計画の最終年度としての確認の年になりますので、その辺も含めて状況は報告をしながら、また、それを反省も含めて次につなげてまいりたいと考えております。 ◆松葉 委員 今ざっと見たときに、項目がほとんど4次計画と5次計画、5年は結構長いというか、過ぎてしまえばあっという間ですけれども、長い期間なので、5年前の状況とも変わっているからなかなか難しいかなと思いますけれども、目標値に対する検証というところもしっかりしていただきたいなと思います。  今回、そういう意味では、今、アンケート等の認知度というところが10項目とおっしゃいましたか。そうすると、それ以外のところというのはどこに該当するんでしょうか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今までは、これは統計的な数字で、町田市の全管理職に占める女性職員の比率というもの、あと町田市の審議会等における女性委員比率というものが統計的な数字で、それ以外はアンケート等から導き出すものとなっておりました。 ◆松葉 委員 分かりました。ありがとうございます。  そうすると、今回の5次計画でも、そういったような項目というのはあるんですか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 例えば今回につきましては、82分の49ページのところの表ですけれども、上から2段目の「『性的マイノリティ』という言葉を知っている市民の割合」ですとかは今回からアンケートで聞き始めた項目ですので、その辺のところでございます。  なので、何とかの市民の割合とかとなっているところがアンケートのものでございますけれども、それ以外に結局、男女平等の関係の意識だとか、知っているとかというのが結構上がったり下がったりとか、情緒的なものもございますので、それだけに評価を頼っているとというところで、実際に施策を行った結果だとかで出せるものというのを、基本施策ごとに1つ項目を選ぶということで作業したんですけれども、その中で工夫を何とかしたというようなところでございます。 ◆今村 委員 タブレットで言うと82分の18ページ、計画の位置づけが示されていますけれども、もともとは男女共同参画社会基本法の求めに応じてつくられた女性プランから発展をしてきたということで、この間に、その後、策定された法律等で求められている計画をまとめて提案されているんだと思います。  久しぶりに市議会に参画をさせていただいていて、ほかの部署もそうですけれども、様々な計画をまとめることによって、より市民生活や当事者の方や町田市のあるべき目指すべき姿というものがよく分かるようになっているなと評価はしています。  その中で、様々な計画がたくさんあって、職員の皆さんは大変だと思うんですけれども、女性だけではなくて、性の多様性だとか、市民一人一人の活躍の中で、法律で言うと、もう2000年の頃には成立をしている犯罪被害者基本法とかの絡みでも、自治体の責務が当然法律に書かれているんですね。いつも思うんですけれども、なぜこういったところに、女性もそうですし、もちろん男性もそうですけれども、被害に遭うのに計画に入ってこないのかなとずっと疑問に思っていたんですね。  特に犯罪被害者は、ドメスティック・バイオレンスのDVの関係なんかで計画に書かれていますけれども、突然やってくる、しかも配偶者だったり、またはそういった内縁の関係でも全くないところで被害に遭ってしまうという状況を考えると、当然もしものことが起こったときに、その方の人権をしっかりと持っていくとか、その方の生活を守っていくためには、職員の皆さんや窓口対応がきちんと決められているといいなと思うんですけれども、どこかに書いてあるんですか。ここの計画に法律が記載されていないのが気になるんですけれども、何かありますか。 ◎男女平等・消費生活担当課長 今村委員ご指摘のように、かなり法律の中で個々に計画を策定、努力義務が市町村の場合は多いんですけれども、それに基づいていろんな計画があります。  今、はっきり私のところでお答えできないんですけれども、犯罪被害者の関係で、どこの計画にそれが位置づいているか分からないんですけれども、やはり自治体でつくる計画で男女の話が絡んでいるところも、市民安全のほうでつくっている計画であるとか、保健所でつくっている計画ですとか、様々で部分に入っておりますので、これについての法律を基にした位置づけには、この計画ではなっていないという状況です。  ただ、先般成立しました困難な問題を抱える女性への支援に関する法律というのが2年後に施行されますけれども、そういったものも恐らくそれに基づいてどうだというのが出てくると思いますので、そういったものの漏れがないように、お互い政策経営部だとかを中心に、そういうものに漏れがないということと、先ほども笹倉委員のほうでも、DVの話で連絡会の話も申し上げましたけれども、いろんな部署が絡んで、それを動かしている部分がありますので、漏れがないように、お互いの部署で意識してまいりたいと思います。回答になっているか分かりませんけれども。 ◆今村 委員 問題意識なので、先ほどから答弁でもおっしゃっている、書いていないことはやらないというわけではないというふうに理解をしていますので、犯罪被害者の支援の窓口は市民部で決めていただいているので、それは理解をしておりますので、ぜひ何かあったときや、また明記して、犯罪被害に遭われた方の場合には、まずここにご一報くださいぐらい本当はあるとうれしいなということだけ申し添えて、質疑を終わります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午前11時59分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時 再開 ○委員長 再開いたします。 △第52号議案 ○委員長 第52号議案を議題といたします。  本案について、提案者の説明を求めます。 ◎子ども生活部長 それでは、第52号議案 小山田子どもクラブ新築工事請負契約につきましてご説明申し上げます。  本議案は、町田市5ヵ年計画22-26に基づき、地域の子どもの居場所づくりとして小山田中学校区に子どもクラブを新築する工事請負契約を締結するものでございます。  工事内容につきましては、子どもクラブの新築及びそれに伴う外構工事を行うものでございます。  新築建物の概要につきましては、木造平屋建て、延床面積は482.95平方メートルでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆木目田 委員 1点だけ、この子どもクラブの敷地というか、隣にも大きな敷地がありますけれども、あそこは市として何か利用するのかどうかだけ教えてください。 ◎児童青少年課長 隣に市の用地として持っているのは都市づくり部が所管をしておりまして、現在、詳細な利用の予定等は、すみません、子ども生活部では把握をしておりません。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第52号議案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手全員であります。よって第52号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後1時2分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後1時3分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第45号議案(子ども生活部所管部分) ○委員長 第45号議案を議題といたします。  本案のうち、子ども生活部所管部分について、提案者の説明を求めます。
    子ども生活部長 第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、子ども生活部所管分につきまして、「6月補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。  80ページをご覧ください。  子ども生活部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。  81ページをご覧ください。  子ども生活部予算総括表でございます。  下段の財源内訳をご覧ください。  子ども生活部では、2,853万5,000円の増額補正となっております。  次に、主な事業につきましてご説明いたします。  82ページをご覧ください。  保育・幼稚園費の①をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、多様な保育ニーズに対応し、子育てサービスの充実を図るため、保育所、幼稚園等の各種事業に対し、補助を行うものでございます。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、保育所、幼稚園などに対し、保育士等の月額9,000円程度の賃金改善を行う際に必要な経費の補助を行うものでございます。  次に、主な事業費として、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業補助金408万9,000円、認証保育所運営費等補助金310万7,000円などを計上しております。  最後に、主な特定財源として、都支出金である保育従事職員等処遇改善事業費補助金741万5,000円を計上しております。  続いて、83ページをご覧ください。  子育て推進費の①をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、病気または病気の回復期で、ほかの児童との集団保育が困難な児童の保育に対応するため、病児・病後児保育施設に対して補助を行うものでございます。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、病児・病後児保育施設が職員に月額9,000円程度の賃金改善を行う際に必要な経費の補助を行います。  次に、事業費でございますが、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業補助金128万1,000円を計上しております。  最後に、特定財源として、都支出金である保育従事職員等処遇改善事業補助金128万1,000円を計上しております。  続いて、84ページをご覧ください。  児童青少年費の①をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、児童の遊びや生活の場としてふさわしい良好な育成環境を確保するため、学童保育クラブの改修を行うものでございます。主な改修内容は、施設の老朽化による建具や床の改修、高学年児童の受入開始に伴うトイレの男女別化や静養スペースの設置などでございます。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、町田第三小学校区学童保育クラブは、設置から20年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、照明のLED化など学校統合までの間に必要な改修工事を実施します。  また、町田第一小学校区及び町田第六小学校区学童保育クラブについては、2023年度の改修工事に向けて実施設計を行います。  次に、主な事業費でございますが、町田第三小学校区学童保育クラブの改修工事費990万円、実施設計委託料として、町田第六小学校区学童保育クラブ分250万円、町田第一小学校区学童保育クラブ分100万円でございます。  最後に、特定財源でございますが、町田第三小学校区学童保育クラブの改修工事費を対象として、国の子ども・子育て支援交付金300万円、都の子ども・子育て支援交付金300万円を計上しております。  続いて、119ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。  このページ以降、大事業名ごとに、子ども生活部の全ての支出科目を掲載しております。  子ども生活部の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆田中 委員 まず、学童保育クラブ改修事業について伺いたいんですけれども、町田第一小学校と町田第六小学校は今回は設計のほうだと思うんですが、今後、その改修工事ということで、それぞれの学童保育クラブで工事などにおいて児童の預かりとか、そういったところに何か影響があるのか、また、その対応についてそれぞれどのようになるか伺います。 ◎児童青少年課長 学童の預かりについては、引き続き、当然お預かりするということで、工事でどうしても育成スペースに影響が出るような部分については、学校の他の余裕スペースをお借りして、育成の場所を確保した上で工事を実施する予定でございます。 ◆田中 委員 対応していただくということで了解いたしました。  町田第一小学校については、そもそも教室も足りないというところがあると思うんですけれども、そのあたりの対応も大丈夫だから提案しているのだと思うんですけれども、もう一度、どんな感じになるか伺いたいと思います。 ◎児童青少年課長 学校のほうもかなりスペースがないというお話はお伺いしていまして、今のところ、ランチルームだったかと思いますが、この工事期間中、お借りすることを校長先生とも調整して予定しているところでございます。 ◆田中 委員 調整をしていただいているということで了解いたしました。ありがとうございます。  次に、「6月補正予算概要説明書」82ページの保育・幼稚園費についてなんですけれども、3月議会のときにも聞いたんですけれども、保育士の月額9,000円程度の処遇改善ということで、今回については何月から何月分ということなのか。また、実際には各保育園で1人当たりどれぐらい賃金改善になっているのかというところを伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課長 今回の補助に関しては、4月から9月までの分という形になっております。  処遇改善の分につきましては、月額6,000円程度という形では聞いております。 ◆矢口 委員 82ページのコロナウイルス感染症対策の休園等をした場合の措置についてなんですけれども、今、臨時休園するというのは、具体的にどういう状況で臨時休園が起こっているのか、まずお伺いします。 ◎保育・幼稚園課長 休園になるケースというのは、ほとんどが職員、保育士が複数名濃厚接触に該当して保育が継続できないような状態になったときに、休園という形にさせていただいております。 ◆矢口 委員 保育士が濃厚接触者になった場合、それは職場内で感染が起こって、保育士がみんな濃厚接触者になっちゃってということなんでしょうか。例えば、園内で例えば1人の園児がコロナにかかったということが分かったときに、濃厚接触者の特定を行わないようなやり方をしている自治体も出てきているんですね。濃厚接触者のそういった対応について、国も東京都とかと協議して検討していいというふうに一応方針を打ち出しているんですけれども、例えば実際に濃厚接触者として休園になって自宅で待機します、その方々が実際どのぐらいコロナを発症しているのかというところとか、今は把握していますか。 ◎保育・幼稚園課長 私、ちょっと言葉が足りない部分があったんですけれども、濃厚接触以外にも、結局、発症された方が大勢出ているというケースが一番休園になりやすい。そのときも、基本的には園内ですとか、あとは姉妹園とかで何とか融通をつけてもらってというところもやってはおるんですが、どうしようもないケースのときだけ、基本的には休園という形にさせていただいております。  実際に休園が起こった状況なんですけれども、今年度、4月、5月でいけば7件、休園という形になっております。 ◆矢口 委員 ちなみに、保育士の方々がコロナに、濃厚接触者になった方々が自宅待機して、実際に発症した人がどのぐらいいるのかというのは分からないですかね。  あと、臨時休園となっていますけれども、休園ではなくて、そのクラスだけ、1歳児クラスだけ、ゼロ歳児クラスだけ濃厚接触者が出てお休みになるというケース、これも多分対象なのかなと思ったんですけれども、そういうケースも合わせて、今、教えていただいた4月、5月は7園みたいな状況なんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 委員のおっしゃるとおりでございます。7件ということですね。 ◆矢口 委員 先ほどお伺いした実際に自宅待機になった濃厚接触者の子どもとか、あと保育士の方々がどのぐらい発症しているのかというのは把握していないということなんですけれども、例えば国としては今、濃厚接種者の特定を行わない、基本的に休園を行わない、そういうことも都道府県と話し合って調整して進めていいよということも一応Q&Aで打ち出しているので、そういったことを手法として検討するには、まずは休園になった方々が実際にどのくらい発症しているのかとか、そういったところをエビデンスにしなければなかなか検討も進まないと思うので、できたらそういったところを考えて、休園とかクラスが休みになっちゃうと、その分、保護者の方が仕事に行けなかったりとかというところもあるので、感染不安というのはもちろんあるとは思うんですけれども、そのあたり、ぜひ実際にどのぐらいの方が濃厚接触者になって発症しているのか、そういったエビデンスに基づいて、必要であれば東京都としっかり今後の対応について協議する必要があるので、今後ご検討いただければと思っております。  あと、今、田中委員からも質疑があったんですけれども、処遇改善のことなんですけれども、もう1回お伺いしたいんです。月額9,000円程度の賃金改善を行うために必要な経費ということなんですが、月額、職員掛ける9,000円を実際に給付している。その結果、給与に反映されているのが6,000円ということなんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課長 今回、認証保育所と定期利用保育のものになるんですけれども、認証については補助基準額が定められております。それに基づいて年齢別の平均の利用児童数掛ける6か月分という積算はしております。  もう一つ、定期利用保育と病児の関係は月額1万1,000円掛ける賃金改善対象者数掛ける6か月、ちょっと積算が変わるんですけれども、そういった計算で補助を行っているという形になります。 ◆矢口 委員 実際に職員の人数分支給した、例えば認可外は1万円ちょっと支給していても、実際に処遇改善として職員の方々の給料がアップするのが月額6,000円になっているということですよね。なので、そのあたりは、例えば市としては月額9,000円程度上げてほしいと思って、一応こういう措置を行っていると思うんですけれども、実際にそれが職員の報酬に、結果としてぴったり9,000円支給したとしても9,000円は反映されないというのは、どうしてこうなっちゃうんですかね。 ◎保育・幼稚園課担当課長 こちらにつきましては、補助の単価等は決まってはいるんですが、実際は算定式、国のほうのスキームで出されているものが時間を考慮するような形になっております。なので、フルタイムで働いている方については9,000円という形にはなるんですが、そのうちパートで4時間ですとかという方になると、その分、減額をされるというところで、全体の平均としては先ほど申し上げたとおりで約6,000円程度になるということではあります。 ◆矢口 委員 ありがとうございます。ということは、この処遇改善のために支給したことが処遇改善の報酬以外に使われて流用できるということはないということなんですね。分かりました。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって子ども生活部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告((仮称)子どもにやさしいまち条例の検討について) ○委員長 行政報告、(仮称)子どもにやさしいまち条例の検討についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 (仮称)子どもにやさしいまち条例の検討について、報告をさせていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎子ども総務課長 それでは、(仮称)子どもにやさしいまち条例の検討についてについてのご報告をさせていただきます。  本件は、子どもにやさしいまちのさらなる推進のために、2023年度の(仮称)子どもにやさしいまち条例の制定を目指し、検討を行うものでございます。  条例の検討に至りました背景・経緯でございますが、子どもの権利は1989年に国会で子どもの権利条約として採択され、1994年に日本でも批准されました。町田市では、1996年に子ども自身の意見でつくられました町田市子ども憲章を制定し、2018年からはユニセフの提唱する子どもにやさしいまちの実現に向け、ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)に取り組みまして、2021年度には全国で5か所の実践自治体として承認をされております。  また、東京都では、子どもの権利条約の精神にのっとった東京都子ども基本条例を2021年4月に施行し、都の責務を明らかにいたしました。  次に、条例制定の目的についてのご説明ですが、本条例は、町田市子ども憲章にございます子どもの権利を支えるための大人の役割を明確化することで、子どもの権利条約の理念を広く浸透させることを目指しております。あわせまして、町田市子ども憲章やユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業などを踏まえまして、町田市の子ども施策の基本となる法的な枠組みを定めることにより、子どもにやさしいまちのさらなる推進を図るものでございます。  3番目に、条例の方向性につきましては、町田市の特色を織り交ぜまして、理念的な内容にとどまらず、子ども施策を推進していくためのよりどころとなるように、子どもからの意見をはじめとしまして、市民からの意見を幅広くお聞かせいただいた上で検討を進めてまいります。  条例の制定体制でございますが、市の附属機関、広く子ども政策の審議をお願いしております町田市子ども・子育て会議の中に、(仮称)子どもにやさしいまち条例の検討部会を立ち上げまして、検討を行っていただいております。  検討部会は、子ども・子育て会議委員会の選出の委員のほかに、子どもや若者の意見を反映するために、高校生や大学生のほかに、またユニセフに関わりのある専門家にて構成をされております。  続きましてスケジュールでございますが、2022年度、今年度に子ども・子育て会議への諮問を5月に行っており、検討部会の設置を5月の第1回子ども・子育て会議にて行っております。市民アンケート調査を10月に、骨子案の完成を3月に目指して検討を進めてまいります。  そして、2023年度にパブリックコメントを5月、子ども・子育て会議からの答申を9月に予定しておりまして、12月の議会上程を目標としております。  報告は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 大変期待をする条例であります。  まず、これは町田市でも本当に誇れるものだと思う町田市子ども憲章ですね。特にこの部分が、子ども自身の意見でつくられたというところが本当に誇れるべきことであると思っております。さらに遡って、町田市子ども憲章が子どもたち自身の意見でつくられたということに対して、どのような思いでいるのか、まずそこをお伺いしたいと思います。 ◎子ども総務課長 子ども憲章の策定につきましては、町田市の青少年健全育成都市宣言30周年記念事業の一つで行われております。従前、各自治体では、こういった青少年健全育成というところで、子どもを育成していくというところを広く行っていましたが、町田市では、ここの記念事業といたしまして、子ども自身による子どもの権利をうたうというところを取り組みました。  そのプロセスでは、大人からの提案といいますか、その案に対して子どもたちの委員のほうから積極的な意見が出された上で、今の子ども憲章が策定されたというところで、非常に伸び伸びとした表現を使っている町田市が誇れる子ども自身が自分たちの生き方などを素直に表現したものであるなと思っております。こういった理念を継承していった条例に、また皆さんのご協力を得ながらつくっていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 まさにおっしゃるとおりに、当時を思えば、これは本当に画期的だったと思うんです。今でこそ子どもの意見を取り入れるべきとか全ての施策になっていますけれども、なので今回の条例策定に当たっても、その当時の思いだとか、今、課長が述べられたこと、手法も含めて十分取り入れていただきたいと思うんです。  それで、改めて子どもの意見を聞くために、説明では大学生や高校生となっておりますけれども、子どもというのは大学生や高校生、むしろその下のほうがならなきゃいけないですし、今回、ユニセフの日本型子どもやさしいまちづくり事業というのを踏まえているとなれば、一番の理念は子どもをまちづくりの主体、当事者として位置づけるということ。だとすれば、この条例制定に当たっても、子どもを主体として、当事者として位置づけて策定に関わっていく必要があると思うんです。  その部分で改めて、条例の制定体制も含めて、ここの部分、子どもたちの意見だとか主体性だとか、当事者としての位置づけだとか、どういうふうな形でそこは策定されていくのか、お伺いします。 ◎子ども総務課長 子どもの会議への参画ですとか、あとは当事者としての子どもの意見を条例の中に織り込むですとか、そういったことは、この条例を進めていく上で大変ポイントとなる部分だという認識をしております。  というところで、先ほど申し上げましたように、検討部会に高校生、大学生の参画をするほか、おっしゃられたように小さなお子さんも含めた幅広い意見を拾い上げるというところがなかなか難しいところでもあるなと、実際に進めてそういうところも感じるところでございます。  先ほどアンケートを10月に予定しているというところで申し上げましたが、こちらのアンケートについては、今、小学校、中学校にアンケートを予定しておりまして、その内容をいろいろ精査する中でも、例えば小学校のお子さんにどこまでこの内容が分かるのだろうかとか、そういったところを非常に考えながら進めているところでございます。  なので、手法としましては、そのほかに第1回の検討部会でもいろんな場面、場面でヒアリングを行っていただくというご意見も積極的にいただいたので、そういった拾い上げたものをどう生かすかという着地点なども考えながら、検討部会の中でご意見をいただきながら、意見の反映というところを考えてまいりたいと思っております。 ◆藤田 委員 そこのところが非常に大事で、本当は検討部会の中にも、せめて中学生、小学生もそのメンバーに入れてほしいなという思いがあります。それができなくても、その検討部会のさらに分科会じゃないけれども、中学生や小学生を主体とした、そうした条例、この件に関する検討チームみたいなものを取り入れるだとか、あとは教育委員会と連携をして、総合学習の時間等を活用して、今度、町田市で子どもにやさしいまち条例をつくるので、その内容について子どもたちの意見だとか、各小中学校で取り入れることをしていただくとか、いろいろやり方はいっぱいあると思うんですよね。  だから、とにかくなかなか難しいではなくて、具体的に検討部会の中でもんでいただいて、いかにそこの中に、僕は率直に中学生、小学生もこの検討部会に入れてほしいと思っていますけれども、そこのところはしっかりやっていただきたいと思います。ここは要望と提案とさせていただきたいと思います。  市民アンケートのときなんです。確かに、市民アンケートと一緒に子どもたちの意見というのは同じ形だと難しいと思うんですけれども、それこそ中学生、小学生宛てのアンケートみたいなものを作って、それこそ教育委員会と連携をして、子どもたちの意見なりを子どもたち版のアンケートを作って同時にやるということが必要なんじゃないかと思うんですけれども、そこだけお伺いします。 ◎子ども総務課長 先ほど言われた教育委員会との連携という部分ですとか、今おっしゃられたアンケートの手法だとか、そういったところ、教育委員会のほうで、例えば今回の条例については、そのプロセスにおいて広く周知をしていくということも非常に大事なことだと認識しておりますので、そういったところも含めて手法について検討させていただきたいと思っております。 ◆藤田 委員 ぜひお願いします。これはユニセフの事業等も踏まえているので、繰り返しますけれども、この条例作成に当たっても、その後の計画においても、子どもをまちづくりの主体、当事者として位置づけるということを十分考慮した上で、今後、条例等もつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆笹倉 委員 何点かお伺いしたい点があるんですけれども、まず、この子ども・子育て会議メンバーの資料、今年度のもう第1回がありましたよね。その資料などを取り寄せて見させてもらったんですけれども、子ども・子育て会議委員の中から、今回の(仮称)子どもにやさしいまち条例の検討部会の委員が選出されて、プラス高校生と大学生でしたかが入っているということなんですけれども、ここをどういうふうに選抜メンバーというか、どういった形で選ばれたのか教えてください。 ◎子ども総務課長 今おっしゃられました子ども・子育て会議の検討部会のメンバーですが、部会の臨時委員として3名の委員の方に新たに参加していただいております。さがまち学生Clubから大学生の方を選出していただいているのと、あと、子どもセンターの子ども委員会の中から、忠生の子ども委員である高校生の方に委員として選出をしていただいております。  あと、お一人、子ども・子育て会議以外からというところで、ユニセフのCFCI委員のNPO関係者として委員として選出されて、構成メンバーになっておられます法律事務所たいとうというところの弁護士をされている吉川先生がこの検討部会の外部委員としてお願いをしております。 ◆笹倉 委員 分かりましたが、この子ども・子育て会議の基本のメンバーから何人かがなっているじゃないですか。それはどういうふうに、立候補で私たちが入ります、入りますという感じになったのかなということ。  あと、先ほどのさがまち学生Clubの大学生と高校生のほうは、声をかけて、その中から入りたいですと言った方だったのか、この子だったらやってくれそうかなみたいな感じで声をかけたのか、教えてください。 ◎子ども総務課長 高校生、大学生の委員の選出については、さがまち学生Club、また子ども委員会のほうに、こういった委員会に意見を出していただけるお子さんを選出していただきたいとお願いしたところ、ご自身でやりたいという方の中から、その団体の中で選んでいただいたというところでございます。基本的には、ご自身でやりたいという意思表示をされたというふうに聞いております。
     子ども・子育て会議からのメンバーの選出につきましては、福祉協議会ですとか、商工会議所ですとか、今回の子ども・子育て会議は子どもの意見、子どもが当事者というところではございますが、大人が子どもに対してできることというところで、地域ですとか、そういったところでの取組などもございます。  そういった観点から、社会福祉協議会ですとか商工会議所ですとか、事業所で働くという視点もありますし、事業所としての視点も取り入れたいというところ、あとは市民委員の方からお一人ですとか、青少年委員の会からというところで、この条例作成に当たって子ども・子育て会議の中で、より関連の深い方というところで、会長とご相談しながら選出をさせていただいております。 ◆笹倉 委員 ありがとうございました。  この市民の方というのは、公募で選ばれた方、保護者と書いてありますけれども、個人情報になってしまったらちょっとあれなんですけれども、保護者というのは大きいと思うので、お子さんがどのぐらいの年齢の方がいる方とかというのはあるんでしょうか。ごめんなさい、この条例の検討部会に入っている方です。 ◎子ども総務課長 具体的なこの方のお子さんなどについては、ここでお答えしていいか微妙なので控えさせていただきますが、市民委員として子ども・子育て会議の市民委員の方を選んでいただくに際しましては、皆さん子育て経験から子ども・子育て会議に意見をいただきたいというところなので、ほかの委員の方も含めて、既に大きくなられているお子さんがいる方もいますし、小さなお子さんがいる方も含めて、皆さん子育て経験者という視点は求めての市民委員の方の選出だというところでございます。 ◆笹倉 委員 分かりました。  もう2点ぐらいなんですけれども、アンケートのことなんですけれども、アンケートは取るという計画で進んでいるのかと思うんですが、その中身についてはこれから検討部会で練っていくということですか、それとももう既に幾つか、こういったものは外せないみたいなものはあるんでしょうか。 ◎子ども総務課長 次回以降の検討部会でアンケート内容についてはご検討いただく予定でございますので、これからというところではございますが、事務局としては、大きなところで他自治体などの条例と、その条例の中に反映させたい事項として、こういうことを聞いていきたいなというのは今といいますか、これからご提案していこうと考えているところでございます。 ◆笹倉 委員 そうだなとは思ったんですけれども、アンケートというのは子どもとかに取るときに、これこれは何ですか、何ですかと聞かれても、内容がどういうことになるか分からないですけれども、権利そのものというか、権利って何だろうというところからだと思うので、これは提案なんですけれども、アンケートをする前に何か簡単なワークショップみたいな形とか、道徳とか学活の時間に、まず権利って何だろうみたいなことをやった上で、そういうときに、こういうのがあったらどうかなとか、子どもたちの意見というのを取り入れていかないと、いきなり子どもにこういうのはどうですか、どうですかと聞かれても、今までそういう教育を受けていないので、何か難しいんじゃないかなというのを単純に感じます。  ぜひそういうところも検討いただいて、できたらそういうところで子ども議会とかというような、本当に権利があって、自分たちの意見を表明する。そして、それがちゃんとこういう形になるんだということを実感していかないと、権利条例みたいなのがありますよみたいに言われても、入っていかないし、それをしっかり使っていこうと思わないかなと思うので、そういうやり方もぜひ検討いただければと思います。  あと、これは今回の議会の代表質疑でも触れられたものなんですけれども、子どもの権利擁護の仕組みとしてのオンブズパーソンといったものは、今回のこの子どもの権利の条例のところと一緒にというのは難しいとは思うんですけれども、今後つくっていこうとか、そういった考えがあるのか、どういうふうな見解があるのかを教えてください。 ◎子ども総務課長 1点目のアンケート前にワークショップなどというところにつきましては、先ほどこちらでご答弁したときにも申し上げましたけれども、お子さんに対して、その年齢に見合った聞き方をしていくというところはなかなか難しいものもありますので、アンケートの選択肢として具体的なものを並べて分かりやすく選べるような形にしたいとは思っております。  権利を知っていますか、「はい」「イエス」ではなくて、シチュエーションを並べて、こういうものがいいと思うだとか、項目としては少し多くなってしまうんですけれども、そういった形にしていければと。これは今時点での事務局内での考えではあるんですけれども、言葉を知らなくても、ある程度分かるという部分では工夫をしていきたいと考えています。  あと、事前にそういった知識を持っていただく機会を持つというのも、参考にさせていただきたいと思っております。  次の子どもの権利の擁護に係る施策につきましては、今、他自治体で擁護に係るものを織り込んでいるところの検討期間などを見ても、非常に長い時間をかけられているというところがありまして、2000年前後に条例をつくられて、最近、改正したという自治体なども、そういったプロセスを経ているのかなというところもありますので、そういった他自治体のプロセスですとか、町田市が導入した後の必要な部分というのを検証していきながら考えてまいりたいと思っております。 ◆笹倉 委員 時間をかけて丁寧につくっていく必要があると思うので、考える、検討というつもりということでよろしいでしょうか。 ◎子ども総務課長 今時点での必要性の有無については、要るとか要らないとかというのははっきりは申し上げられないんですけれども、他自治体で入れているというところもあるので、その効果ですとか、町田市の中でそういった権利擁護の事案として、どういうものが必要なのかというのを、条例制定のプロセスなり、入れた後なりに考えていきたいというところなので、今、私のほうで要ると思っているという意味合いではちょっとないんですけれども。 ◆笹倉 委員 分かりませんけれども、聞きました。  今のそこにも通じるところがあるんですけれども、これで最後なんですが、一番ここが聞きたいんですが、子どもにやさしいまち条例というこの名称がちょっと私にしたら、子どもの権利の条例をつくろうとしているんじゃないのかな、どうして子どもの権利条例というふうにシンプルに持っていかないで、子どもにやさしいまち条例にしているのかというところが、中身がどうなっていくのかという不安があるんですけれども、この名称についてはいかがでしょうか。 ◎子ども総務課長 策定を検討しているのは、子ども憲章ですとか、あとは子どもの権利条約の理念を法制化するという意味合いですので、子どもの権利条約という内容ではございます。  この名称というのは、町田市で子どもにやさしいまちは、今回の基本構想の中でも、ほかの方にも優しい町というようなところもございましたので、仮称ではございますけれども、町として子どもに優しいという表現をさせていただいているところでございますので、権利の部分が薄くなるとか、そういう意味は持っていないんですけれども。 ◆笹倉 委員 名称は名称かもしれませんが、やっぱり名称って大事だと思うので、今は(仮称)なので、子どもの権利の条例であるならば、子どもにやさしいまちの条例ではなく、子どもの権利がちゃんと真ん中にあるという子どもの権利を守るための条例である。内容はそうだとおっしゃっているので、名称についてはぜひ考え直していただきたいと思います。期待しています。 ◎子ども総務課長 名称につきましては、仮称というところではございますけれども、子どもにやさしいまちというところも、町田市としての考えを体現したような名称というところで今、設定しているものということを申し上げておきたいと思います。 ◆今村 委員 今の議論ですけれども、町田市の昔で言う基本構想、まちだ未来づくりビジョン2040で子どもにやさしいまちという項目があって取り上げているのはよく分かるんですけれども、今、笹倉委員がおっしゃっているような、この名称が町田市として子どもに優しいという子どもを育んでいくよというのは理解ができるんですけれども、あくまで権利条約とかというのは、子どもが真ん中と言っていたけれども、子どもが中心なので、昔の話をさせてもらうと、町田市も子ども・子育て・子育ちと必ずつけていたんですよね。いつの間にか子育ちがなくなっちゃっているんです。  それはいろいろな経過があってそうなっているんだとは思いますけれども、子どもたちが自ら育つ力を育むとか、子どもたちがもともと持っているものを大人も子どももみんな大事にしていくよということだと思うので、多分子どもにやさしいまちづくりというと、何となく大人が子どもに優しくしてあげるみたいな、弱い者を守ってあげているみたいな、そういうイメージ。  だから、決して別にはなから弱い者でもないし、子どもたちがきちんと権利を持っていて、自分たちの意見を表明する権利があるということをもうちょっと分かるほうが今どきなのかなと思いますので、あくまで意見ですけれども、申し添えておきます。答弁は要りません。 ◆松葉 委員 先ほどのアンケートの件ですけれども、子どもたちにも、やはりアンケート内容というのは工夫をしていただきたいなと私も思うところなんです。  子どもたちにアンケートをしていく上では、教育委員会との連携がすごく大事になってくるかなと思うんですけれども、そのあたりについてはどのようなお考えか、お聞きしたいと思います。 ◎子ども総務課長 先ほども教育委員会との連携というところではお話をいただきました。アンケートの対象も、小中学生というところもありますし、アンケートに至る内容の周知ですとか啓発ですとか、権利って何なのという部分から、いろいろと学校とは連携を取りながら、そういった取組を進めなければいけないというところもございますので、そこは十分に連携を図ってまいりたいと思います。  子ども・子育て会議の検討部会の事務局側の幹事としても、教育総務課長も入れて、そういった連携は図ってまいりたいと考えております。 ◆松葉 委員 そこをしっかりよろしくお願いしたいと思います。  ちょっと変わりますけれども、町田市の子ども憲章、すばらしいものが、先ほど来お話がありましたけれども、子どもが中心となって起草したということであると思うんですけれども、これについて、今現在、この憲章ができたことによって、いろいろな場面で反映されているものとかというのはあるかと思うんです。  そのあたり、ここは子ども生活部なので、本来だったら教育委員会に確認をしなければいけないとは思うんですけれども、そういう意味では先ほど言っていたワークショップとかというお話、子どもの権利というところをしっかりと学んでいくというようなところでは、何か子ども生活部として働きかけているようなこととかはありますか。 ◎児童青少年課長 子ども憲章については、子どもセンターが5館ありますけれども、そちらに掲示をするというのと、あと周知用のカードのような形で作って配布等をしてきたところがあるんですが、今、正直それをしっかり配布するようなことができていない状況がありますので、今回の条例の検討制定に当たって、子ども憲章についても改めてしっかり周知していく必要があるかなと考えているところです。  あと、子ども憲章の考え方については、特に児童青少年課で行っている子どもの参画、子どもたちがしっかり意見を表明するということで言えば、子ども生活部で行っている若者が市長と語る会という市長に子どもたちの意見を伝える場ですとか、市全体で言いますと、市民参加型事業評価で高校生の評価人が入って事業を確認するですとか、そういったような形で子どもたちの声、意見を聞くような取組というのがされているというのは、子ども憲章の考え方に沿った取組の一つかなというふうには考えているところです。 ◆松葉 委員 そういう意味では、今、様々取組をおっしゃっていただいて、子ども憲章がちょっと止まっているというお話だったので、この条例をつくるに当たっては、そういうところももう少し意識の醸成というか、盛り上げながら、その認識を広めていっていただきたいなと思います。  あと、先ほどアンケートということがありましたけれども、子どもたち、小中学生、子どもの権利というのはどういうものかということを学んでいくことも大事であります。  あとはアンケートの取り方としては、そういった権利とか難しく考えないで、例えば日常的に嫌なことはとか、そういうのとはかけ離れたところからヒントを大人がいただいていくというか、子どもが日頃どういうことを考えている、例えば公園でボール遊びができないとか、ずっといろんな議論になっていますけれども、そういうできない、遊べる場所がないとか、親からこういう言葉を言われたときに嫌な思いがしたとか、そういうところから子どもの権利というところを大人が酌んでいくということも大事なのではないか。  権利というと、なかなか子どもは難しいと思うので、そういった意味では幅広い子どもの意見、子どもがどういうことを考えているのか、どういうときに嫌な思いをするのかというところをしっかりと酌めるようなアンケートの工夫、また、教育委員会に対して、学校でのいろんな思いもあると思いますので、教育委員会との連携というところも、また意識を高めていくというところで一緒になって進めていただきたいなと、これは要望しておきたいと思います。 ◆田中 委員 1点伺いたいのと、1つ、行政報告の中の3の3行目のところで「幅広く徴取」とあるんですが、多分これは聴くという字なんじゃないかなと思うのですが、そこを確認させていただきたい。  もう1点は、検討部会が5月に設置をされているということなので、そういったところの議事録とか何かそういったものが今後出てくるものなのか。それとも、そうではなくて子ども・子育て会議のほうに決まったことなり経過が報告されるということなのか、そこの1点だけ、正確に言うと2点、お願いします。 ◎子ども総務課長 1点目につきましては、幅広く意見をお聞かせいただくといった意味合いでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆田中 委員 漢字は聴くという字ですよね。 ◎子ども総務課長 今、これは取るという意味合いで書いているので、これ自体が誤っているという認識はないんですけれども、ただ、言い方としてといいますか、表現としてあまり適さないとは思いますので、私、読むときに、お聞かせいただいた上でと言ったとおり、こちらの考えとしては、考えを幅広くお聞かせいただいて、それを反映したいという意図でございます。そういうふうにお読みいただければと思いますので、すみません、よろしくお願いいたします。  会議体の議事録につきましては、これは確認の上、後ほどお答えさせていただきます。たしかホームページにアップするというふうに思っておりますが、確認いたします。すみません。 ◆田中 委員 漢字の件は私の勘違いもあったかと思うんですが、ぱっと見たときにイメージがちょっと違うかなと思ったので、失礼をいたしました。  もう1点は、もし確認ができたら教えていただけたらと思います。ありがとうございます。 ◆矢口 委員 まず、先ほどお話に出ていた子どもにやさしいまちという表現方法については、私も笹倉委員と今村委員の話を聞いて、権利を守るというところと優しくするということは結構違うなと感じる部分があったので、ぜひ私としても、お二人と同じ意見ということでお伝えさせていただきます。  また、1つ確認したいのが子ども憲章も参考にしながら、これからそちらも大切にしながらやっていくということだと思うんですけれども、子ども憲章をつくったのは、当時の子どもたちがつくったと思うんですけれども、当時の子どもたちが今大人になっていると思うんですね。今、大人になった子ども憲章の実行委員会の方々に、例えば参考に意見を徴取するとか――意見を聞いてみるとか、子どもたちの視点で実際につくってきた人だからこそ、若者たちとも対等に話ができるのかなとか思うところもあるんですけれども、そういったことは企画されていますでしょうか。 ◎子ども総務課長 今現在、そういったアイデアは持っていませんでしたので、参考とさせていただきたいと思います。 ◆矢口 委員 子どものときはこう思ったけれども、今、大人になってみて改めてこう思うとか、当時から自分たちの権利について真面目に考えてきた方たちだからこそ、すごくいいアイデアをもらえるんじゃないかなと感じるので、ぜひ当時の実行委員会の方々に声をかけてみて、こういった検討部会の中で意見交換を行うとか、そういった機会があるとよりいいのかなと思いました。 ◆笹倉 委員 すみません、ちょっと付け足しで、今ちょうど矢口委員がおっしゃって、ああ、そうだ、これを言おうと思って、当時の子ども憲章に関わった林大介さんという方、その方は今も町田市に住んでいて、今は大学の先生をやっているんですが、子どもの権利条例のことをずっとやっている方なので、メンバーにはもう入る余地はないかもしれないですけれども、ぜひゲストとしてお呼びして話を聞いてみるというものはとてもいいと思います。町田市民ですから、よろしくお願いします。 ◎子ども総務課長 ご紹介いただきましてありがとうございます。参考にさせていただきます。ありがとうございます。 ○委員長 休憩いたします。              午後2時1分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時2分 再開 ○委員長 再開いたします。 ◎子ども総務課長 検討会の議事要旨を、月1回程度、後になってしまうんですけれども、アップしてまいります。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(子ども創造キャンパスひなた村の改修工事について) ○委員長 行政報告、子ども創造キャンパスひなた村の改修工事についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 子ども創造キャンパスひなた村の改修工事について報告をさせていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎児童青少年課長 それでは、子ども創造キャンパスひなた村の改修工事についてご報告いたします。  タブレットの資料番号79をご覧ください。  ひなた村では、老朽化した設備の安全性を確保するため、改修工事を実施いたします。工事期間中、全面的な休館とはいたしませんが、施設の閉鎖に伴い、施設貸出を休止するなど一部事業を縮小いたします。  まず、1の「改修工事の概要」でございますが、工事期間は2022年11月から2024年3月までを予定しています。このうち、施設の閉鎖期間は、本館棟は2023年4月から9月まで、ホール棟は2023年4月から2024年3月まででございます。工事内容は、天井や電気、空調、給排水等の設備などを改修いたします。  2の「工事期間中の運用」でございますが、ひなた村の主たる事業であります野外体験と創作体験は野外において事業を継続いたします。本館棟とホール棟の施設貸出につきましては、上記の施設閉鎖期間中は貸出しを休止いたします。  3の「施設貸出の休止にかかる周知」でございますが、施設の予約開始時期も考慮した上で、2022年8月から「広報まちだ」、まちだ子育てサイト、メール配信、館内掲示、チラシ配布等により周知を行ってまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。 △行政報告(2022年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)について) ○委員長 行政報告、2022年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎子ども生活部長 2022年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)について報告をさせていただきます。  詳細は担当より説明申し上げます。 ◎保育・幼稚園課担当課長 2022年4月認可保育所等入所待機児童数(確定値)についてご報告いたします。  それでは、タブレットの資料番号80をご覧ください。  まず、概要でございますが、2022年4月1日の待機児童数は75人でございます。前年の2021年4月と比べると、1人減少いたしました。  詳細につきましては、項目ごとにご説明いたします。  初めに、待機児童数の推移でございます。こちらでは、直近5か年の待機児童数の推移を示しております。全体として減少傾向で推移しており、2018年の146人から2022年の75人へと5年間で71人の減少となっております。  次に、年齢別待機児童数の状況でございます。年齢別では1歳児の44人が最も多く、全体の58.7%と高い割合となっております。他の年齢では、ゼロ歳児が11人、2歳児が20人、3歳以上では待機児童はおりません。  次に、地域別待機児童数の状況でございます。町田市内を5つの地域に分け集計しております。南地域は待機児童数が33人で、前年から3人減少いたしましたが、引き続き高い水準となっております。  本資料の上部に地域別と先ほどの年齢別の待機児童数の状況を地図とグラフでお示ししております。こちらで南地域を見てみますと、左側に待機児童数の33人を丸で囲って示し、右のグラフは、その内訳でございます。ゼロ歳児が2人、1歳児が18人、2歳児が13人となっております。  2ページ目をご覧ください。  項目の4番目は、新規入所申込みの状況でございます。2022年4月入所申込児童数は2,377人で、前年と比較し36人減少しております。  以後は主な項目についてご説明いたします。  3ページをご覧ください。
     項目の7番目、入所児童数の状況でございます。2022年4月の入所児童数は8,275人で、前年と比較し158人増加いたしました。  4ページをご覧ください。  項目8番目は,2021年度に行った施設整備でございます。小規模保育所を南地域に1施設整備いたしました。  項目の10番目です。こちらは、保育所整備をはじめとした子育て環境の充実による効果でございます。町田市では近年、全国的にも非常に高い水準でゼロ歳児から4歳児までの転入超過、転入者が転出者を上回る状況が続いており、町田市が選ばれることによる子育て世帯の増加傾向が続いております。  最後の項目は、待機児童数75人を算定する際の内訳を示した表を掲載しております。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆矢口 委員 幾つかお伺いしたいんですけれども、まず、最後のページ、4ページにある待機児童数の算定内訳なんですけれども、前々から結構私は何回か質疑をしているんですが、改めて。7番の保護者の私的理由により待機している児童は含めないというのが135人いるんですけれども、私的理由というのは具体的にどういった理由なのか教えてください。 ◎保育・幼稚園課担当課長 こちらの項目につきましては、周りの園に何施設か保育園があるとしまして、そこに空き施設があるということがあります。ただ、保護者の方としては、こちらの園に行きたいですとかというところがあったりする場合に、こちらの項目が対象になってくるような話でございます。 ◆矢口 委員 具体的に、それは申込書だとどういう状況になるのか。例えば希望園の2園は書いているけれども、3園目が書いていないんでしたか、そこを改めてその条件、ここに当てはまる申込書類上の条件を教えてください。 ◎保育・幼稚園課担当課長 こちらにつきましては、現在、第3希望まで1次選考においては書ける状況になっております。第2次選考におきましては、第5希望まで書けるような状況でございます。その中で、第3希望まで書けるんですが、第1希望のみ書いている方だけが対象という単純な話ではなくて、こちらについては一定の通える距離ですとかというところを考慮しながら判定しているところではございます。  ちなみに、具体的に言いますと、基本的には今、町田市の運用といたしましては、1キロメートルというような基準を設けて考えているところでございます。 ◆矢口 委員 例えば1キロメートルとなったとして、兄弟姉妹がいて、どうしても別の園になると、複数の園の送り迎えになると、家から1キロメートルとはいっても、実際の移動距離が2キロメートル、3キロメートルとかになってしまうという状況になると、送迎が不可能だから第1希望しか書けない。家から1キロメートル以内に別に園があっても、第1希望しか書けないというケースもあると思うんですけれども、実際はそういったケースで1つしか書けないというのはよくあると思うんですが、その例についてはここから省いていただいているのか、それともここにまだ入っていますか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今の件につきまして確認させていただきます。 ◆矢口 委員 前から言っているんですけれども、私的理由というふうに書くのはちょっとなと思っていまして、様々な理由で、そもそも保育園というのは、園に見学に行って、園の質を確かめてくださいねと皆さんは自分たちで言っていますよね。保育園に行って中を確かめて、自分たちの目で確認して申込みしてくださいとおっしゃっていますよね。  その結果、自分が申し込める園は1つしかないと、消費者として当たり前の選択だと思うんですね。私的理由と言われるのって、保護者からすると、私的理由にくくらないでほしいんですよね。せめて内訳、この中で、私的理由の中で括弧、こういった理由で第2希望を書けない人は何人とか、そうやって分かりやすくしていただけたらと思います。  私的理由というふうにくくられると、本当に保護者のわがままみたいな感じに聞こえてしまうので、これは表現の仕方を改めてほしいなと思います。これは何回か言っているんですけれども、また改めてお願いします。  それと、点数で一応で判断して入所の優先順位をつけていると思うんですけれども、現在、園ごとのボーダーラインというのは公開しているんでしたっけ。園によってボーダーラインが違うと思うので、一番高い園と一番低い園を教えていただければと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今のご質疑の件につきましても確認をさせていただければと思います。 ◆矢口 委員 ボーダーラインを公開することで、保護者としても第1希望、第2希望を少し決めやすいというような意見とかもあるので、そういったところも保護者の方々が検討しやすいようにというところを知っていただければと思います。  あと、項目の10の「保育所整備をはじめとした子育て環境の充実による効果」というところで、子育て環境の充実による効果、今、2021年で転入超過数が536人、この方々は保育所整備をはじめとした子育て環境の充実が魅力で引っ越してきましたというふうに何かで回答しているんですか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 こちらにつきましては、10番の下段に書かせていただいたとおり、総務省の統計局の資料になっております。それの数字でございますので、特に理由等については確認できてはおりません。 ◆矢口 委員 保育所整備をはじめとした環境の充実が魅力で引っ越してきましたという人は正直あまり聞かないというか、そうであればもちろんうれしいですけれども、この表現も、今、待機児童もまだいるのに、こういった環境が充実しているから、これだけ超過したんです。鉄道会社のまちづくりの魅力とか、いろんなものが掛け合わさっての結果だと思うので、根拠がないのだったら、こういった書き方はどうなのかなとちょっと思ったので、お伺いさせていただいたところです。  それと、東京都では待機児童向けにベビーシッター利用の助成、東京都は全額出しますよという形でベビーシッター利用助成をしているんですけれども、例えばここまで待機児童がある程度2桁ぐらいまでになってくると、保育所整備に何年かけるとか、土地探して全然ありませんとか、新しく土地を買って何億円かかりますとか、そんなことをしているよりは、これから子どもも少なくなっていきますし、また、ベビーシッターの利用でふさわしいと思うゼロ、1、2歳が中心なので、このあたりは家庭の保育やベビーシッター利用に切り替えて、保育所整備だと、どうしても人数が増えてきたら、また保育園を建てなきゃいけない。減ってきたら、また保育園は定員がいなくて困っちゃうとなるので、そこは柔軟に1人ずつでも人数で、ベビーシッターだったら足りなければもう1人、もう1人とできるという点で、結構ベビーシッター利用は、ここまでの人数が減ってきたら魅力だと思うんですけれども、そのあたりの検討状況はどうでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今のご質疑ですけれども、ベビーシッターの利用等も一つの手法として、今後については子育て世帯の選択としてもあり得るというところでは、こちらも認識はしております。  多様な保育というところで、町田市としても、そちらについては施策としても進めているところもございますので、中間見直し等、今後、支援事業計画等もありますので、そういった部分にも絡めて検討していければとは思っております。 ◆矢口 委員 前々からベビーシッター助成についてもお願いもしているんですけれども、特に5番の「新規申込児童の保護者の状況」とかで、例えば保育要件は満たしているけれども、保護者が病気だったり看護だったりで、待機児童になっている方が6名もいるんですよね。こういった方は仕事をしないという選択肢がないですよね。  保育の必要性があるだけの何かご病気などがあったり、看護しなきゃいけない人がいてという状況なのに、それは現実として並行しつつ、そして子どもの面倒を見ているという方が6名いる、こういうのはすごく深刻というか、あってはいけないことだと思うんです。  仕事をしている方も、もしかしたら子どもを育てながら、自営業なんかだったら仕事を何とかやっているという方ももしかしたらいるかもしれないですけれども、こういった方々、絶対にゼロにしていくんだという、今困っている方をすぐゼロにするんだというぐらいの気持ちにしたら、やっぱりベビーシッターでも、特に東京都が全て出していますので、そういったところは本当に支援をしていただきたいと思います。  あと、何か返ってきましたか、お願いします。 ◎保育・幼稚園課担当課長 先ほどご質疑いただきました2点でございます。  ボーダーにつきまして、いわゆる申込みにおける最低点等につきましては、現在、点数については非公開となっております。申込者につきましてはホームページに出しているというところです。  2点目でございます。項目11の⑦ですか、保護者の私的理由により待機しているというところの私的理由でございますが、兄弟でというところのご質疑があったと思いますが、こちらについては第1希望とかを書いていないと対象になってしまうのかというようなご質疑の内容だとは思うんですが、現状でそこまでは正直見ていないというところです。実際にいるかもしれませんが、そちらについては現状分からないということでございます。 ◆矢口 委員 つまり、兄弟がいるから送迎が1キロメートル以内でも別の園になって、結果的に保育所2か所となったら、自分の自宅から1キロメートル圏内だとしても、2園回るとしたらもう無理だから、対象園は2つあっても希望園1園しか書けないというようなケースも多分あると思うので、明瞭になっていないということなので、今それが入っていないということですよね。  そういった細かいところを見て、待機児童対策とか待機児童の内訳を見ていただかないと、個別の事情に沿ったところを見ていくレベルだと思うので、今の人数下になってくると、ぜひそういったところを分かりやすく整理していただいて、私的理由という書き方じゃなくて、もうちょっと寄り添った書き方にしていただきたいと改めて要望します。終わります。ありがとうございます。 ◆藤田 委員 待機児童解消に向けて取り組んでいただきましたこと、改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。  うちの自民党会派の議員から、何度か本会議でも指摘、質問をさせていただいているところでありますけれども、今回この状況を分析させていただいて、3歳児、4歳児、5歳児についてはゼロが続いているということ。地域格差については、今後の計画も含めてできるだけの努力を今いただいていると思います。  さらに言えば、年齢の定員についても、これは難しいのは分かっています。基準だとか保育士の関係だとか運営だとか、分かっているんですけれども、そこのところも踏み込んで、再編というのを今からしておかないといけないのかなというところをずっと我が会派でも主張しておりますけれども、今回の分析に基づいて、その辺の考え方はどうなのか、お伺いしたいと思います。 ◎子育て推進課長 委員がおっしゃるとおり、今後の3歳から4歳、待機児童が今ゼロというところで、言ってみれば定員割れを起こしている地域があるというところの再編に関してですけれども、現在、子ども・子育て会議から定員構成に関する答申を4月にいただいております。  この内容を踏まえまして、あと、9月、先ほどもお話をさせていただきましたが、第2期の子ども・子育て支援事業計画の中間見直しの状況等々を加味する必要があると思いますが、今年度、来年度をかけて認可定員の地域におけるあるべき状況というところのバランスをきちんと精査して、考え方をまとめていきたいというところで今整理の仕方に着手しているところでございます。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。その着手を期待したいと思います。そこに期待しながらも、1歳児に集中しているというところの集中的な緊急的な対策というのは必要だと思うんですが、1歳児に対する集中的な政策とか、その辺はどう対応されていくのか、そこだけ確認させてください。 ◎子育て推進課長 1歳児への集中的な対応というところですが、現状は既存の施設の活用、整備をすると1年、2年とかかってしまうところからの既存の対応というところが中心になるんですが、なかなか余裕を見つけるところが今難しいというところでございます。  当初予算の話になるんですけれども、幼稚園で一時預かりの環境整備事業という形で、今、1歳児のところを実施されていない幼稚園に運用をお願いするという予算を取っておりますが、今、幼稚園の意向を確認しているところ、なかなか余裕がない。  それから、ご報告をさせていただいているとおり、かなり減ってきている部分もあって、1歳児、まだ待機児童はいる状態ではあるんですが、地域別に見ると少し幼稚園から離れている、つまり幼稚園からすると、これをしたことによって定員がきちんと埋まるかという心配があるというところで、両方の側面からなかなか今踏み切ってはいただけない状態ですので、幼稚園の次の手ということでご相談をする部分と、余裕施設のほかの認可保育園の空き状況などを今精査しているところですので、即座な対応というところで今お答えできる材料が、今、検討しているというところになります。 ◆田中 委員 待機児童の関係で、先ほど矢口委員から、希望の園数のことも出ていたんですが、来年度の募集から、待機児童の解消というところが狙いだとは思うんですけれども、地域とか希望園の第3希望とかというところの変更が検討されている、予定されているという話を聞いているんですけれども、そのあたりはどのようなことを考えられているのか、伺いたいと思います。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今、委員のおっしゃるとおりでして、来年度、2023年4月の入所に向けまして、待機児童対策ということで何かできることはないかということで検討を進めているところではございます。  具体的には、第1希望ですとか、そちらの園数を増やしてはどうかですとか、あとは第1次から第2次の期間を、ちょっと間にゆとりを持ちまして、先ほど矢口委員から話もありましたけれども、保護者の方が各保育園に行って、その保育園をまず確認するというような時間を、今年度、2022年4月の入所と比べると倍程度、時間を確保しながら、保護者の方が納得した上で保育園を選べるような形、園数を増やすというところですとか、保育園を選ぶに当たって、そういった期間をこれまで以上に確保するというような取組をしながら、待機児童対策を進めていければとは思っております。 ◆田中 委員 希望園の書ける園数を増やすというのと早めるというところが検討されているところなんですけれども、メリットもすごくあると思う一方で、園数が増えれば、その分、見学しなきゃいけない園も増えるのかなとか、そういう意味では保護者への負担というところもあると思うんです。  その点では、先ほど第1希望だけしか書いていないから私的理由、距離のことも関係があるということはあったんですけれども、要は全部第5希望まで埋めなきゃいけない。増やした分の希望まで埋めなきゃいけないとか、そういったことではないということを確認させていただきたいんですけれども。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今、委員のおっしゃられたとおりでして、第5希望まで書けますけれども、そこは保護者の方が納得したところでの保育園を書いていただく、申請をしていただくというようなことで考えております。 ◆田中 委員 その点、確認をさせていただいたんですが、逆に園側としては、見学者が増えたりという面の負担もあるのかなと思います。その点、多分担当の園と今いろいろ調整をされているところだと思うので、一致点を見つけていただきたいなと思います。 ◆矢口 委員 すみません、さっきの続きになっちゃうんですけれども、2ページの「新規申込児童の保護者の状況」で、疾病、看護などとかで、多分介護とかも含まれているのかなと思うんです。ここの入れなかった6名の方は、本来なら保育を提供しなければならない状況の方々ですよね。  ということで、何かほかの福祉サービスに必ずおつなぎするような流れは取れているんですかね。この方が看護しなきゃいけない、介護しなきゃいけない方、日中、お子さんがいるから介護、看護できないわけで、ということを踏まえた上で、その後、ちゃんと必要な部署におつなぎするというのはやっているんでしょうか。 ◎保育・幼稚園課担当課長 今ご指摘いただいた部分につきましては、1次、2次と駄目で入れなかったという方につきましては、保育コンシェルジュという者がおりますので、まず、その者から、こういった方々にお話をさせていただきまして、入れなかったんですが、どういったことができるのかというところでのお話をまずお伺いさせていただいているところでございます。 ◆矢口 委員 保育コンシェルジュで案内できるのは多分保育サービスで、保育サービスは一時保育でも週3までとか、あと予約も毎月取れたり取れなかったりという状況だと思うんですけれども、そうではなく、介護施設の利用がスムーズにできるようにとか、そういった別部署との連携というのは確実に最後まで、その方が安心して家庭で子育てができる環境になるようにちゃんとなっているんですか。この6名の方が私はすごく心配なんですけれども。 ◎保育・幼稚園課担当課長 子ども生活部におきましても、いろんな事業を今行っているところでして、ファミリーサポートセンターですとか、経費的なものであればほかのものですとか、介護の部分でいけば、そういった部分でのレスパイトも含めたり、いろんな活用ができるからというところで、先ほどのファミリーサポートセンターもそうなんですけれども、そういった部分はやらせていただいているところでございます。  今ご指摘のありました地域福祉部ですとか、そういった部分、あとはいきいき生活部といったところにつなげていくというところについては、こちらは今後の検討材料とさせていただければと思います。 ◆矢口 委員 福祉の相談窓口みたいな事業が今度始まるとは思うんですけれども、そのときにも、本当は保育の要件を満たしていて、お子さんを見てあげなきゃいけないのに、市の事情で待機児童になって見てあげられないといった方々が、例えばそっちの窓口につなげるとか、そういったところ、ほかの課との連携を視野に入れて、ぜひ必ず一人も困った人が出ないようにしていただければと思います。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後2時32分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後2時37分 再開 ○委員長 再開いたします。 △第45号議案(生涯学習部所管部分) ○委員長 第45号議案を議題といたします。  本案のうち、生涯学習部所管部分について、提案者の説明を求めます。 ◎生涯学習部長 第45号議案 令和4年度(2022年度)町田市一般会計補正予算(第1号)のうち、生涯学習部所管分につきまして「6月補正予算概要説明書」を使ってご説明申し上げます。  116ページをご覧ください。  生涯学習部予算のポイントとして、予算編成に当たっての予算編成の考え方、重視した取り組みを記載しております。  117ページをご覧ください。  生涯学習部予算総括表でございます。  下段の財源内訳の比較欄をご覧ください。  1,203万6,000円の増額補正となっております。  次に、主な事業につきましてご説明いたします。  118ページをご覧ください。  図書館費の①をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、図書館という身近な拠点でデジタルデバイド解消の取組を行います。  次に、2022年度6月補正における取り組みでございますが、デジタル端末の基本的な操作などの支援を行う操作支援員を中央図書館に配置します。また、タブレット端末を調達し、デジタル端末を持っていない方に向けて中央図書館で貸出しを行います。  次に、主な事業費でございますが、タブレット端末のシステム導入委託料51万5,000円などでございます。  図書館費の②をご覧ください。  まず、事業の内容でございますが、デジタルサービスに親しみ、暮らしに合わせた図書館サービスを提供するため、図書館へ来館しなくても24時間365日利用することができる電子書籍サービスを導入します。  次に、主な事業費でございますが、電子書籍コンテンツなどのシステム使用料1,001万円などでございます。  最後に、特定財源でございますが、記載の①②の事業を対象として、東京都の子ども・長寿・居場所区市町村包括補助金1,261万8,000円を計上しております。  123ページをご覧ください。  事業別支出科目一覧でございます。  このページ下段に生涯学習部の全ての支出科目を掲載しております。  生涯学習部所管分の説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 日頃、デジタル端末の件で新たな図書館の役割として取り組んでいただいたことに敬意を表します。本当にありがとうございます。  これはもうずっと求めてきていることなので、この事業、前回の中央図書館のWi-Fi環境の整備も含めて、ほかの地域図書館に広げられないかということなんですけれども、その辺、改めてお伺いしたいと思います。 ◎図書館担当課長 この事業に関しまして、昨年度の12月補正でWi-Fiの整備などを計上しまして、まだ始まったばかりの事業ではございますので、まずは今回のこの補正で電子書籍の導入を提案させていただいておりますので、ここはほかの館とかも問わず、町田市の中で使えるというものになりますので、こういった取組をまずは進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そのためには、ほかの館に広げていっていただくということで、Wi-Fi環境等も含めての整備ということでよろしいんですか。 ◎図書館担当課長 ほかの館の広がりというのは、やはりこの事業の行く末を見ていってというところがどうしても必要になってくるかなとも思います。ただ、一方で鶴川駅前図書館で指定管理が始まりまして、そこでは指定管理者の提案でWi-Fiが導入できたというところもございます。なので、そういった取組なども踏まえて、今後どうやって展開していくかというのは、事業の行く末を見ながら進めていきたいと考えております。 ◆藤田 委員 そこのところが大事で、今度、鶴川のほうということでありますけれども、さすがだなと思ったが、タブレットの貸出しを行ったとしても、特に貸出しが行われている例えば今、デジタルの教育、ICT教育等も含めてなんですが、一番居場所、あるいはタブレットを使用するという環境がない方が多いんですね。
     特に今回貸出しをされる方というのは、当然その行える環境にないんですよ。だからこそ、地域図書館とかにもつなげていく必要、そのWi-Fi化というのと併せてやっていくというのは非常に大事な、この事業の意味を広げるためには、ぜひそこのところをお願いしたいと思います。  この後、行政報告で町田第一中学校の件で質疑をしますので、ぜひその辺のことも聞いていただければと予告をしておきます。よろしくお願いいたします。 ◆田中 委員 「6月補正予算概要説明書」118ページのところで電子書籍サービスの導入について伺いたいんですけれども、これから事業者決定とかになっていくんですけれども、新たな事業なので、どんな利用方法またはどれぐらいの図書、本の数というんですか、種類が対象になっていくのか。そういったところ、もう少し具体的に分かるところを教えていただきたいと思います。 ◎図書館担当課長 まずは今年度につきましては、3,500冊程度導入したいと考えています。東京都の補助の枠組みの中で今回導入しているというのもございますので、3,500冊というのも、1個1個の値段もそれぞれ違うので、大体そこぐらいということで想定します。  どういう使われ方というところなんですけれども、まずは今回、デジタルデバイドの解消に向けて導入したということもありますので、いわゆるデジタルサービスだとかに不慣れな高齢者の方に使ってもらえるというところをまずは進めていきたいと考えております。その後は来館しなくても使えるという利点が電子の場合にはありますので、今まで図書館自体に来られなかった方などのアクセスですとか、あと子どもたち、そういった使われ方というのを想定して今後展開していきたいと考えております。 ◆田中 委員 3,500冊程度ということで、今後、家で読むとかというふうなところというお話だったのかなということで、今年度については家でインターネット上で借りて読むとかということがまだできないということなのか。すみません、ちょっと理解が不足していて、確認をお願いします。 ◎図書館担当課長 電子書籍サービスは、基本的に場所とかを問わず、インターネットに接続できる端末があれば、そこで図書を借りてご覧いただくことができますので、そういった端末をお持ちの方、持っていない方は今回貸すというのもやりますので、もちろん貸すときに館内限定にはなってしまうんですけれども、こういった端末で接続して図書をご覧いただく。  今年度ご用意しようと思っているのが3,500冊程度ですので、それも年間を通じて新しい図書という形で順次入れていこうと思うので、いきなり3,500冊買うという想定では今ないんですけれども、そういった形で皆さんにご利用できるように準備していきたいと考えております。 ◆田中 委員 よく分かりました。ありがとうございます。  今回、導入委託料と今のコンテンツ使用料ということになっていて、都の包括補助を使っての事業になっているわけなんですけれども、例えば来年度以降も包括補助の事業として使っていけるのか。要は、今後の図書費とかに影響が出てくるのか、その点、確認させていただきたいと思います。 ◎図書館担当課長 東京都の補助の事業につきましては3か年の事業になっております。なので2021年度、昨年度から始まりまして、今年度が2年目で、2023年度、次の年度が3年目になりますので、そこまでは都の補助で、基本的には10分の10で導入するということができるようになります。  今後につきましては、図書費の部分ということになろうかと思うんですけれども、そこは図書館全体の予算の中で考えていきたいと考えております。 ◆田中 委員 図書購入費のことについては、これまでもいろいろ取り上げてきたので確認したいんですけれども、今年度、要はコンテンツ使用料みたいなところがずっとかかってくるんじゃないかなと思うんですけれども、それは毎年、今回ぐらいかかってくるものなのか、それとも導入する本の数によって変わってくるものなのか、そのあたりを教えていただけたらと思います。 ◎図書館担当課長 先々のことになってしまいますので、ここで断言できるというものではないんですけれども、そもそも電子書籍は導入、買うときというんですか、期限があるものですとか、期限がないものですとか、それぞれコンテンツによって違いますので、今後、期限がないものでしたらずっと使えるというものにもなりますし、期限があるものでしたら、利用状況とかを踏まえて改めて買い直すということもあろうかと思います。  ただ、その先につきましては、どうしても図書館全体の予算の中で考えなければいけないものですので、そのときに考えていきたいと思っております。 ◆木目田 委員 今の電子書籍についてなんですけれども、今、ライセンスの期間があるなしがあると言っていたんですけれども、例えば著作権が切れているものとかは、私も不勉強ですけれども、たしか著作権切れのものというのはインターネットでそもそも見られていたりしますけれども、そういったものというのは電子書籍でもライセンスのお金がかかるのか、期限があるのか、その辺、もし分かれば教えていただきたいと思います。 ◎図書館担当課長 確かに、期限切れのものを集めたコンテンツ集みたいなものもございます。なので、そこを導入するときには、パックみたいなものを恐らく購入する必要があるということは聞いております。  ただ、実際に今インターネット上でも、そういったものを集めたサイトもございますので、今まさにもう見ることもできる状態であります。なので、電子書籍のサービスの町田市のサイトの中にそれを入れるとすると、恐らくそれをパッケージとして購入する必要が出てくる、そういったものになります。 ◆木目田 委員 紙というか、実物をなくすということはなかなかできないと思いますけれども、著作権切れのものが例えば何冊か同じものがあって、それを少なくして電子書籍、いわゆる書庫の圧縮というか、スペースづくりには多少は役立つのかなと思うんです。  あと、いわゆる返す返さないというんですか、リアルの本の場合だと、期限が迫ってきて返す返さない、電子書籍の場合というのは、自動的に強制的に終了というか、その辺というのはいかがなんでしょうか。 ◎図書館担当課長 返却の際も、特に返却という行為をしていただければ、恐らく返却というふうになると思うんですけれども、自動的に例えば2週間で返却というふうになりますので、返却忘れもないという仕組みになっているとは聞いております。 ◆木目田 委員 非常に基本的なものなんですけれども、例えばAという本があって3冊分のライセンスがあったとしたら、当然そのライセンスに対して3人しかアクセスできないということでいいんですよね。 ◎図書館担当課長 そこの細かいところになってしまいますと、導入するものによって、恐らくアクセスが同時に何人でもいいものなのか、制限があるかとかというのもあろうかと思いますが、それは恐らく購入するコンテンツの種類によって違うのかなと思っております。 ◆松葉 委員 今の電子書籍サービスの件、私もちょっと不明だったので、今のご説明で理解いたしました。  デジタル端末操作支援員の配置ということであると思うんですけれども、これはどんな方がそこに携わるのか、また何名ぐらい置かれるのか。新たに雇うということなんでしょうか。 ◎図書館担当課長 この支援員につきましては委託で考えておりまして、月に2回程度、例えば携帯電話の会社の案内を行っている方とか、説明に詳しい方にしていただくということを想定しております。 ◆松葉 委員 分かりました。ありがとうございます。  それでタブレット端末館内貸出しということなんですけれども、これはどのくらい貸出しをする、端末が何台というか、お願いします。 ◎図書館担当課長 今回5台を考えております。 ◆矢口 委員 電子書籍の件なんですけれども、先ほどコンテンツはまだ決まっていないということだと思うんですけれども、どんなコンテンツの選択肢があるのか、大体でいいんですけれども、電子書籍での図書館での貸出しというのがあまりイメージが湧かなくて、例えばアプリとかをダウンロードして、そこに、Wi-Fiがつながっている間にダウンロードしちゃうのか。それとも常にオンラインでSafariとか、そういうのを開いている間しか見られないのか。そういうのは今分かる範囲で、どんなサービスがあるのか簡単にお伺いしたい。  それと、コンテンツを選ぶ上で、例えば電子書籍のメリットは読み上げ機能があったりとか、あと字を拡大して読めたりとか、そういういろんなところでカスタマイズできるというメリットもすばらしいと思うんですけれども、そういった障がいのある方々とかにも利便性の高い貸出しができる可能性というところも、ぜひ着眼点として持って今後コンテンツを選定していただけたらと思っているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎図書館担当課長 事業者によって、もしかしたらアプリとかそれぞれ接続の仕方はあるかもしれないんですが、今は普通にインターネットのブラウザみたいな形で、ホームページのようなところに入っていって、そこにログインをして、自分で好きな本を選んで借りて、自分の端末で読めるというような仕組みを確認しております。  実際にどんな本をそろえるかというところなんですけれども、今回、デジタルデバイドの関係で東京都からの補助をいただいておりますので、まずは高齢者の方が電子のときに気軽に読めるようなコンテンツというのを導入していきたいなと思っています。それは例えばほかの市でも既に導入している自治体もございますので、そこでのよく借りられるようなものだとかの情報をいただきながら、我々の図書の司書もおりますので、そういった者が選書して導入していきたいと思っております。  読み上げ機能につきましては、電子の機能の一つの特徴点でもございますので、なるべくそういった機能があるものは選んで、拡大だとか読み上げだとかというのは、障がい者の方たちにとっては新しいサービスになってきますので、そこら辺も踏まえながら導入、コンテンツを選んでいきたいなと考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって生涯学習部所管部分の質疑を終結いたします。 △行政報告(町田第一中学校特別教室の地域利用の開始について) ○委員長 行政報告、町田第一中学校特別教室の地域利用の開始についてを議題といたします。  本件について、担当者の報告を求めます。 ◎生涯学習部長 行政報告、町田第一中学校特別教室の地域利用の開始について、ご報告申し上げます。  町田第一中学校は、2018年12月から2022年3月にかけて改修工事を行い、昨年、2021年8月からは生徒の利用が始まりました。このたび、2022年8月から特別教室の地域での利用を開始いたしますので、報告させていただくものでございます。  詳細は担当者からご説明申し上げます。 ◎生涯学習センター長 それでは、町田第一中学校の特別教室の地域利用の開始について報告いたします。  タブレットの資料番号81番をご覧ください。  まず、項目1、利用の詳細でございますが、1枚おめくりいただきまして、2ページ目、資料1をご覧ください。こちらの資料、1から順番に説明をしてまいります。  1地域利用のコンセプトでございます。世代を限定せず市民の自主的な“学び”をサポートする空間を目指します。また、地域施設として地域の方の活動拠点といたします。  2開始時期です。利用開始は8月1日からとなっておりますが、6月1日から施設案内予約システムなどで予約ができるようになっております。  3セキュリティ対策です。資料中央の2階開放区画の図をご覧ください。利用者は赤い点線内のみに立ち入ることができます。また、緑の太い縦の線、普通教室などへの出入りを防ぐため、扉を閉める等の対策を行う部分になります。さらに、管理員を置くなど人的配置による対策も実施してまいります。  4-1団体利用エリアです。資料中央の図にあります①から⑤までの各教室をご利用いただくことができます。利用日時は、月曜日と火曜日は夜の19時から21時まで、土曜、日曜、祝日は9時から17時までになっております。学校教育活動で使用する場合など、ご利用いただけないときもございます。使用料につきましては、町田市立学校施設の開放に関する条例の規定により規定した金額で、表のとおりとなっております。  使用料の免除の件です。町田第二地区協議会に所属する団体、また、町田第二地区協議会に所属する小中学校のPTAなど、地域組織が利用する場合は全額免除となります。  利用方法でございますが、事前に団体登録が必要となります。6月から生涯学習センターで団体登録を開始しております。また、8月以降は町田第一中学校の管理人室が開いている時間帯は登録ができるようになります。団体登録をした後に町田施設案内予約システムなどで予約を行い、当日の利用となります。  4-2は各教室の利用目的になります。例えば武道場は会議室の椅子、机がありませんので、軽体操ですとか室内ゲームなどでのご利用になります。  5-1個人利用エリアになります。こちらは図書室の自習スペースの利用になります。利用日時は、毎週土曜日と第1、第3、第5日曜日の9時から17時までになります。こちらも学校教育活動で使用するときはご利用いただけない場合もございます。使用料は無料となっておりまして、事前予約は不要です。  利用方法になりますが、町田第一中学校の図書室内におきまして本人確認をさせていただいて、個人利用カードを発行してまいります。こちらのカードを使って入退室を行います。  5-2図書室の使い方です。図書室の本は閲覧することはできますけれども、学校教育活動で利用する本になりますので、貸出しはできません。図書室内に学習支援員を配置いたしまして、中学生などへ個人学習支援を行ってまいります。ただ、利用者は中学生に限定ということではなく、大人や小学生など全世代の方が利用することができる空間となっております。さらに、Wi-Fi環境も整備してまいります。  こちらの資料1の説明は以上となります。  資料1ページ目にお戻りください。  項目2、周知方法でございます。「広報まちだ」「まちだの教育」、またホームページ、ツイッターなどに案内を掲載してまいります。また、町田第二地区協議会など地域団体への説明、それから周辺小中学校へ案内のチラシをこれから予定しております。また、生涯学習センターをはじめとした公共施設でも案内のチラシを配布予定でございます。  項目3、その他でございます。今後、特別教室を活用しまして、多世代交流や地域活性化につなげるようなイベントなどを実施、検討してまいります。  報告は以上でございます。 ○委員長 これより質疑を行います。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。  まず初めに、前回課題として挙げさせていただきました使用料の免除のことであります。私なりにPTAだとか学校ボランティア関係だとか、おやじの会だとか、そういったところを想定していたんですが、今回、地区協議会まで広げていただいたということで、これは本当にありがたかったなと思っております。できれば条例制定のときに、これを示していただければありがたかったなというところでありますけれども、しっかり免除規定を設けていただいたということでありがとうございます。  ここのところでは1点、町田第二地区協議会の皆さんが施設を利用する場合も、施設の案内予約システムを通してというふうになるのか、そこを確認させていただいていいですか。 ◎生涯学習センター長 施設予約の方法ですが、基本的には団体登録をしていただいて、団体の会員名簿というものをきちんと出していただいた上で、学校を誰が使うのかという登録をしていただきます。ですので、まず団体登録をしていただいて、その後、施設予約システムで利用登録という形になります。  ただ、なかなかシステムが使えない方もいらっしゃいますので、その場合は紙での登録も可能となっております。現在は生涯学習センターでしか手続ができないのですが、8月以降は町田第一中学校の管理人室でもできるように手配をする予定でございます。 ◆藤田 委員 ぜひそのところはよろしくお願いします。特に学校ボランティア関係だとか、今までは校長先生、副校長先生なりに調整をして使用させていただいたり、その部分はシステムに、そこは乗っけなきゃいけないということは理解していますけれども、その辺のところは、今度説明会もあるようでございますし、十分どうぞよろしくお願いしたいと思います。  もう一つが、これは本当にすばらしいと思うんですが、それは5-2の取組です。すばらしいので、もう1回読ませていただきますと、「学習支援員を常時配置。学習支援員として現役大学生等に常駐してもらい、希望者には個人学習の支援を行う。Wi-Fiを整備。利用者は、地域の小中学生・高校生に限定せず、成人の学習利用も可能。」これは本当に地域から、子ども生活部も含めて、あるいは地域福祉部も含めまして、これは本当に求められている事業だったんです。本当は図書館でやっていただきたいなというふうにずっと求めていた件なんですね。  改めて、この図書室をこういう機能というか、こういうふうなサービスというか、そこをしようと思った背景を、本当に重要なことなので、そこを僕よりも図書館長を半分向きながら、ご説明いただければと思います。よろしくお願いします。 ◎生涯学習センター長 学校という場でございますので、単に居場所というよりも、生涯学習部として生涯学習を支える部署でございますので、皆さんの学びが促進するような仕組みということで、学習をする場ということで図書室のほうは考えさせていただきました。  学習支援員なんですけれども、なかなか声をかけづらい方もいらっしゃると思うので、見回らせていただいて声をかけていくんですが、例えば個人学習だけにとどまらず、グループ学習も可能なように、お話をしながら中学生の宿題などでグループでやりなさいというような課題も出たりすることもありますので、そういったことも視野に入れながら、ここを使っていただくような場として考えております。  また、今後なんですが、図書館、先ほどの電子図書館の話もございましたので、高齢者の方向けに、その支援をしてもらう方が電子書籍の使い方ですとか、多少その場にタブレットを置いたりしますので、そこを導入としてデジタル機器を使っていただけるようになるですとか、そういった支援もできれば行っていきたいと思っております。 ◆藤田 委員 ありがとうございます。図書館のほうもぜひよろしくお願いいたします。終わります。 ◆木目田 委員 すみません、1点だけ。図書室というのは夏休みとか冬休みは使えるんでしょうか。 ◎生涯学習センター長 終日ということではなくて、ここに決まりがありますとおり、土曜日、第1、第3、第5の日曜日のみになります。それ以外は学校教育活動で使っていただく。部活動なども中学校なのでございますので、その日に限定して開放いたします。 ◆松葉 委員 すみません、1点だけ。先ほどの団体利用の地域の方々の利用料免除というところで、団体登録をしていただく。通常のシステムから予約をする。免除というのは、そうすると、そこで普通に申し込むと、例えばセンターとかと同様に団体登録をして、幾らですと出ますよね。出てきて、現地に行ってチケットを買ってあれするというところなんですけれども、申込みした時点で免除という形に団体でなるんですか。それとも、そこでは一旦金額とかが出て、実際に現地に行ったときに、地元の団体ということでその場で免除ということになるんですか、そこだけちょっと確認を。 ◎生涯学習センター長 団体登録の際に利用の形態ですとか目的なども登録していただきまして、その地域のための活動ですとか、学校のための活動をする、こちらの基準を満たした団体であれば、その団体ごと免除という形で扱う形になりますので、団体登録の際に免除か、そうではないかというところを判断させていただきます。 ◆松葉 委員 そこは理解しているんですけれども、細かい話なんですけれども、利用料をお支払いするときに、要はこのシステム上で予約を取るときは、例えば夜だったら幾らとか出てくるわけですよ。予約表というのが一応出てくると思うんですけれども、それで当日に現地で利用料の分のチケットを買って申請をするという形なんです。  この予約上でもう登録団体、今おっしゃっていた地域の利用団体、この4-1のところで免除になる団体の場合は、もうこの予約の段階で免除ということが出てくるのか、それとも実際に利用されるときに免除となるのかというところ、すみません、説明がうまくできなくて。 ◎生涯学習センター長 大変失礼いたしました。利用のシステム上で予約する際は、どの団体も同じような形での予約になります。実際に利用料につきましては、町田第一中学校の今、プールの券売機がございますが、そこに特別教室の券売機というか、利用料のボタンも作りまして、一緒に使っていただくんですが、その券売機で利用料を買うというところが不要になりまして、お使いいただく際に、どこどこの団体ということを管理人が確認して、この団体は免除であるというところでお使いいただけるようになります。 ◆笹倉 委員 3のセキュリティ対策のところにちょっと関係してくるんですけれども、ここに書いてある範囲だと、セキュリティー区画を設置するとか、システムを導入するとありますが、例えばこの中に、使えるところにトイレとか更衣室というものがあるんですけれども、こういったところは利用可能なエリアと考えていいんでしょうか。 ◎生涯学習センター長 利用可能エリアとなっております。 ◆笹倉 委員 そうしましたら、例えば防犯カメラの設置とかというのは、ふだん学校生活をやっているところなので、防犯カメラは学校には今設置はしていますけれども、そんなにたくさん設置するのはちょっと怖いかもしれないんですが、防犯カメラの設置は普通の学校以上につけていたりとかするんでしょうか。 ◎生涯学習センター長 防犯カメラなんですけれども、町田第一中学校につきましては、6か所の出入口に設置をしております。まず、駐車場の出入りと正門と裏門といいますか、反対側の入り口の外部からの侵入を見る部分、それから開放、地域の方がお入りいただく管理員室の前の入り口1か所なんですが、こちらの出入りを監視するもの、あとは職員の皆さんが出入りするような出入口についています。  それから、特別支援学級の皆さんが出入りする、車椅子の方が、地域医療の方も出入りするんですが、裏側にそういった入り口がありますので、その6か所に防犯カメラが設置されておりまして、基本的には外部からの侵入といったらあれですが、出入りが全て確認できるような形で設置されております。 ◆笹倉 委員 出入口に設置ということですけれども、例えばこうやって不特定多数の人が入ることになると、こういったトイレとかで何かが起こったりすることというのは、嫌な想像ですけれども、そういったことが起こらないようにする何か、定期的に警備員の人が回ったりとかということはしっかりとできているんでしょうか。 ◎生涯学習センター長 まず、利用される方が必ず建物に入る際に、管理人室の前を通過するということになります。利用していただいている間、管理人の方に、範囲はそう広くはないので定期的に巡回をしてもらうということになっております。また、図書室には、併せて学習支援員を最大で4名ほど配置する予定になっておりますので、ここも人の目でふさぐという形になります。  あとは必ず団体登録をしていらっしゃる団体がお使いになるということと、図書室の個人利用は個人利用カードの登録をして使っていただくというところも一つ対策として設けております。あとは学校の備品類をなるべく貸さない。ピアノですとか一部のものはお貸しするんですが、生徒に影響があるような調理室での備品などは、現時点では貸出ししない対応を考えております。 ◆笹倉 委員 分かりました。出入口で必ずチェックがあってということで、カードとかを必ずぴっとやって分かるというような形なんですかね。  ただ、団体で利用するときは必ず全員の名簿があって、その団体、今日は、この時間は必ずこの人たちということが分かるようになるということですか。それとも、例えばスポーツとかしていると、途中から応援に入ってきたりとか、ざわざわというか、そういうこともあるかなと思うんですけれども、そういうところも必ず一人一人しっかりと分かる状況になっているという状態にするということでしょうか。 ◎生涯学習センター長 そこは登録のときには最大の名簿を登録していただきますので、当日のご利用状況については、各団体で把握をしていただくという形に今のところはなっております。 ◆笹倉 委員 夜の時間だったりするので、図書室は時間が違うんですよね。5時までだけれども、そのところの何か事件というか事故が起きないように、そこをしっかりしていただきたいなということ。  あと、もう1点なんですけれども、図書室でWi-Fiが整備されてとてもいいなと思って、子どもたちはWi-Fiがあるところに集まっていくと思うんですね。コンビニエンスストアの前とかでもそうだし、無料でWi-Fiが使えるとなると、子どもたちが結構来るかなと思うんですけれども、そういったときに、ここに飲食は駄目ということなんですよね。  家庭科室を除きと書いてあるんですけれども、家庭科室というのは調理室のことですかね。それは、その調理室が空いていれば、何か自分でおにぎりとか持っていって、図書室でゲームとかやってお腹がすいたなとなったら、食べたりができるというようなことでしょうか。 ◎生涯学習センター長 まず、Wi-Fiの使い方になります。基本的には学習の場というところなので、支援員の方に見守っていただいて、あまりにも騒がしい場合などは注意をしていただくようなルールを定めたいと思っています。Wi-Fiは今設定中なんですが、1時間で切れるような設定を設ける予定になっておりますので、長時間ゲームで使ってしまうというようなことがないような配慮をいたします。  それから、調理室なんですけれども、利用される団体がそこで調理ができるというものになりますので、基本的には調理室を使ってご利用される団体、予約をされた団体がそこで調理をしたものは飲食可能ということになりまして、それ以外の部分については、水分補給以外はできないという形になっております。 ◆笹倉 委員 Wi-Fiが1時間できる。それは1日のうち1時間だけということなんですかね。そこはまあいいんですけれども、私は子どもの居場所としてもいいなという意味で、子どもが集まって来られて使えるというのはとてもいいなと思ったので、ゲームをしてうるさくするような場所ではないだろうとは思うんですが、でも、先ほどグループ学習とかも視野に入れているみたいな話だったので、絶対にしゃべってはいけないというようなことではないということですよね。
     では、Wi-Fiが1時間で切れるというところをもうちょっと詳しくお願いします。 ◎生涯学習センター長 切れるんですが、つなぎ直しますと、また使えるものになります。セキュリティーの関係で、パスワードなどを入れて入り直すという仕組みになっております。  あともう一つ、先ほどの訂正を1点させていただいてもよろしいでしょうか。団体利用の減免の関係で金額の表示というお話があったと思うんですが、申し訳ございません、減免の団体につきましては、予約の時点で使用料がゼロ円と表示されるということなので、申し訳ございません、訂正させていただきます。 ◆笹倉 委員 望んでいる形ではないかもしれませんけれども、こうやって無料で使えるという場所は、本当に地域の場所としてとてもいい場所で、やっぱり子どもたち、今はもうそんなにお金が、ある子はありますけれども、とにかく場所もない、家にも居づらかったりするときに、Wi-Fiが使える場所ってすごくいいなと思ったので、ぜひここがいろんな地域の人が、子どもたちもわいわいしながら高齢者の人もいるような、そういった居場所になるといいなと思って終わりにいたします。 ◆矢口 委員 セキュリティーの件なんですけれども、さっきもご説明があったんですけれども、改めてお伺いしたいんです。この赤い点線で囲われているところが様々な方が立ち入る可能性のある場所、立ち入ることができる場所ということなんですけれども、この中にカメラは何台入っている、もしくは入る予定なんでしょうか。 ◎生涯学習センター長 その赤い点線の内側にはカメラはございません。 ◆矢口 委員 誰が入ってきたか分かるというのも、もちろんそれはそのままでいいと思うんですけれども、カメラの意味というのは抑止力的なところがすごく強いと思うんですよ。カメラがあったら悪いことができないというか、しにくいですよね。  さっきトイレとか更衣室とかの話もありましたけれども、今、小型のカメラとか結構インターネットとかでも普通にもう売っているんですよね。こういうのをぽっと仕掛けられちゃったら、簡単に盗撮とかができてしまうような世の中なんですけれども、そういうことを考えたときに、例えば各部屋に入っていく様子は、全部監視カメラといったってそんなにすごく高いわけじゃないと思うんですよ。  今は一般向けのものも24時間、何日か記録できるようなものでも、結構お安い値段で使えるものだし、こういったところでちゃんと入れるとなったら、それなりに高いのかもしれないんですけれども、あるだけでそれなりに抑止力があるという点では、例えば角のところ三、四か所とか入れて、どこかの部屋に入っていくシーンは必ず見られるとか、あと、調理室とかは食べ物とか口に入るものを扱うところで、食器とかに何か塗られてしまったりとかしたら大変なことだと思うんですよね。  そういうことを考えると、調理室とかはそういったところを配慮してしっかりカメラをつけるとか、めちゃくちゃ予算がかかるということではないと思うので、抑止力という意味でも、この赤点線内にしっかりカメラを複数台設置していただきたいと思いますので、ぜひ検討をいただけたらということをお伝えいたします。 ◎生涯学習センター長 おっしゃっていただいたとおり、児童生徒の安全を予防するという目的としてカメラが設置されますので、そのあたりは考えていきたいと思っているんですが、現状は出入りの防犯カメラと人的配置のほうで対応してまいりますので、町田第一中学校については、ほかの学校に先駆けて地域に開く学校になりますので、このあたりは検討課題として今後抽出して、さらに検討を重ねていきたいと思っております。 ◆今村 委員 校舎の建て替えなどに伴って、新しい学校として地域に開放されていくという方針で、長く検討されてきて計画が実現できたと思っていますけれども、この間の例えばPTAだったり、保護者、学校の先生方、地域の地区協議会の皆さん、それから武道場は当然武道をなさる団体の方なんかが利用されると思いますけれども、一方で各学校はもう既に体育館や校庭を地域開放委員会等が管理して、スポーツ団体だけではありませんけれども、多くのスポーツ団体が利用されていますね。  そういった意見集約みたいなものは、どのようにされてきて、実現したものと、多分市のほうにもいろいろと意見はあったけれども、実現できていない部分などがあるかと思いますけれども、どんな意見があったのか、参考に教えていただきたいんですが、よろしいでしょうか。 ◎生涯学習センター長 地域の意見というところになりますが、建設の際に町田市学校開放制度検討委員会という委員会を立ち上げまして、学校長の方ですとか第二地区の自治会連合会長ですとか、町内会長などに入っていただいてご意見を伺う場をつくってまいりました。地域が使いやすいようにというご意見ですとか、生徒の安全をきちんと確保してほしいというような学校側ですとか地域からのご意見がたくさん出て、今に至っているというところでございます。 ◆今村 委員 利用しやすいようにというユーザーとしてのお話が今は主になったと思いますけれども、一方で町田市は、例えば小学校なんかで「まちとも」事業などは地域の皆さんに運営を含めて委託されているじゃないですか。例えば、観光の施設的な部分もありますけれども、小野路宿里山交流館なんかも、町内会ベース、地域の方たちが運営企画なさっていて、とてもすばらしいと思うんですね。  地域の方たちは、学校も今地域にどんどん開かれて、学校運営協議会等も含めていろいろ意見交流しながらしているので、聞くところによると、運営だとか管理というようなもの、それから、先ほども出ていましたけれども、学生などの支援をしてくださる方が地域の人なのか、または例えば卒業生なんかが主体的に関わってくれるのかとか、近隣の大学やほかの地域の方たちにも参加していただくのはいいと思いますけれども、やりたいというようなお声もちらほら伺っているところでありますので、ぜひそうしたこと、特に中学校給食なんかの配膳は、正直言うと各学校でPTAの役員をなさっているような方たちが多く関わってくださっていると思うんですね。  そこに市はあまり関わっていませんけれども、陰になり、ひなたになり支えている、そういった保護者や地域の方たちがいらっしゃるので、より積極的に一緒に運営をしていくようなことができれば、よりいい学校づくりになるのかなと思いますので、その辺のことについてもぜひ検討していただきたいなと思います。何かあれば、どうぞ一言答弁をください。 ◎生涯学習センター長 町田第一中学校は、新たに地域とともに生涯にわたり協力し合い、ともに成長していける身近な公共施設として、市民の方が使えるような形で設計されて使っていただくことができる初めてといいますか、新たな学校になっております。ですので、今回このような形で利用の形態を定めてきているんですが、これからも体育館なども含めまして、学校をいろんな形で使っていると思いますので、全体の整理を今後していく必要があるとは思っています。  今回の事例をモデルとしまして、どう町田市内の学校に展開していけるかというようなこともそうですし、地域の皆さんと一緒に、今回イベントなども一緒にやるというようなこともありますので、どのような形で共にやっていけるのかというところを考えていきたいと思っています。 ◆今村 委員 ぜひお願いします。特に切実だなと思ったのは、武道をなさっている方たちですね。今まで体育館などで、畳もないところでいろいろ工夫しながらやっていて、やっと武道場ができた。地域に開放されると聞いていたけれども、地区協議会が関わっていなければ、当然有料になってくるわけですね。  子どもたちに指導している団体とか、子どもたちが武道を習う場面で、私も、ああ、なるほどなと思いましたけれども、そういった意見というのは、不公平感みたいなものがどうしても今、地域の中で、そういった団体の中で出てきてしまっているので、すぐに実現できることと時間のかかることがあるかと思いますけれども、ぜひ前向きに、そしてスピーディーに検討していっていただきたいと思います。要望です。 ◆矢口 委員 すみません、何回も。  バリアフリーの経路というものは、どういう経路になりますか。今、利用者入り口となっているところが階段みたいになったので、一応確認なんですけれども。 ◎生涯学習センター長 資料1の開放区画の図のちょうど武道場の下辺りが駐車場になっておりまして、その横に特別支援学級の方の出入口がございます。そこにインターフォンがついていまして、車椅子の方など階段を上れない方については、そのインターフォンを押していただくと管理員さんが走ってお迎えに行くという形になっております。 ◆笹倉 委員 1点だけお伺いしたいんですけれども、図書室の座席数と収容人数というのがあれば教えていただきたいんです。この間、立川まんがぱーくというところに行ったんですけれども、そこも市がやっているようなところなんですけれども、人数制限で入れなかったんですね。例えば、こういうところも本、椅子の数は限ってあっても、床に座って読んだりとかすることもあるじゃないですか。その人数の制限をしているのか。あと座席数も確認させてください。 ◎生涯学習センター長 座席数は57席になります。ただ、本の閲覧だけの方も少なからずいらっしゃると思っております。なので、当面は支援員の方に見ていただくんですが、その利用の状況を見まして、座席を使える時間に制限を設けていくとか、利用のルールはこれからまた考えていかなければいけないと思っておりますので、本当にぱんぱんにならなければ、利用制限は設けない形でご利用いただけるように、今のところは考えております。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって質疑を終結いたします。  以上でただいまの行政報告を終了いたします。  休憩いたします。              午後3時34分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時49分 再開 ○委員長 再開いたします。  これより第45号議案のうち、当委員会所管部分についての討論を行います。 ◆田中 委員 第45号議案、2022年度町田市一般会計補正予算に対して、反対の立場で討論を行います。  本補正予算には、学校給食の食材費物価上昇に対応する予算や保育士さんへの賃金改善の予算、学校・保育所新型コロナ感染対策、またデジタルデバイドの解消など、喫緊の課題への重要な予算が組まれていることは大いに評価をいたします。  一方、南町田駅前連絡所の閉所、機能移転について、場所を借りていた相手の都合のため仕方がないことであり、機能の代替については対応を今後も含め取られていることは理解をしますが、利用の多い連絡所であること、マイナンバーカードを持っていない方にとっては大きなサービスの低下になってしまうため、窓口対応のできる代替など、さらに再検討をお願いしたいと思っております。  予算についてですが、本予算の中で芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業では、(仮称)公園案内棟/喫茶/工房・アート体験棟の基本・実施設計等の予算において、工房利用者や、また関係者の合意のないまま、国際版画美術館から版画工房の移設という形で計画が具体化されているということが審議の中で明らかになっております。  理解を得られた段階ではない中で、基本設計・実施設計を計上することは問題だと考え、以上の理由により第45号議案に反対といたします。 ◆笹倉 委員 第45号議案に対し賛成の立場で討論いたします。  今回の予算には、保育士の処遇改善や学童保育など、子ども生活の環境整備に関する予算や中学校給食センター整備事業、図書館機能・サービスの充実などが盛り込まれているなど、一定の理解はしているところであります。しかし、芹ヶ谷公園“芸術の杜”パークミュージアム推進事業について、何点か指摘いたします。  初めに、(仮称)公園案内棟/喫茶/工房・アート体験棟基本・実施設計業務委託料について申し上げます。この設計業務は、基本設計と実施設計が同時に提案されていることであります。本来であれば、議会審議基準である1億7,000万円の事業予算規模の場合、基本設計完了後に実施設計の審議に入るのが通常であると思います。これは基本設計を行った上で実施設計に入るまでの期間でしっかりとした収支計画やコンセプト、整備計画について議論し、より充実した実施設計を行うためであります。  しかし、今回の予算計上では、基本設計と実施設計が同時に提案されており、委員会での質疑では、基本設計と実施設計を同時に提案することにより包括的な意見対応ができるとの提案理由が述べられていますが、さきに述べたように、基本設計と実施設計を分けて提案しても対応は可能であり、特段納得ができる提案理由とは言えず、スケジュールありきと指摘せざるを得ません。  これは以前に、地域住民との協議に入るときの協議中については、スケジュールに関しても柔軟に対応するという当初の市の姿勢に相反する行為であり、協議を行う本来のしっかりと政策面、財政面を議論し、実施設計に入るという意義が抜けていると考えます。  もう1点は、令和2年度3月議会で審議された(仮称)国際工芸美術館及び国際版画美術館との一体的整備の予算が提案された際にも、基本設計予算と実施設計予算が同時に提案されたという点です。このときにも我が会派では今回同様の意見を申し上げました。結果として、新型コロナウイルス感染症の影響で基本設計が大幅に遅延し、当初予定していた時期に予算規模が示せなくなりました。  また、設計事業者が行った基本設計を経て(仮称)国際工芸美術館及び国際版画美術館の一体化工事部分の予定金額が倍額との設計結果になったにもかかわらず、当委員会には行政側から具体的な行政報告がなされませんでした。  また、スケジュールありきで基本設計と実施設計を進めた結果、地域住民などとの協議不足が明るみになり、結果、地域住民との協議の場を設けなければならない状況となりました。これはまさに基本設計と実施設計の予算を抱き合わせで予算を可決した弊害であると考えます。  最後に、今回の委員会において(仮称)国際工芸美術館及び国際版画美術館の一体的整備の附帯決議である実施設計における予算規模に対する根拠を示すことに対する理解が得られるような削減計画や維持管理費の計画などが全くなされていない点です。  事業規模については、実施設計時にしっかり削減していくという答弁を繰り返していたにもかかわらず、実施設計を再開している中で事業規模の削減計画が示されないことは遺憾と言わざるを得ません。  このように、これから議論するべき事項が多い中で、基本設計と実施計画を抱き合わせで予算提案することは、令和4年度3月定例議会の文教社会常任委員会附帯決議の内容に対する逸脱行為であると判断します。  以上の点については早急な対応と説明を強く求めるものです。よって、我が会派は、(仮称)公園案内棟/喫茶/工房・アート体験棟基本・実施設計業務委託料予算については、基本設計と実施設計を分けて提案するべきであると表明し、さらに地域住民などに継続した協議を行うことを条件に、賛成討論といたします。 ○委員長 ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  第45号議案のうち、当委員会所管部分について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○委員長 挙手多数であります。よって第45号議案のうち、当委員会所管部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  休憩いたします。              午後3時56分 休憩            ―――◇―――◇―――              午後3時57分 再開 ○委員長 再開いたします。 △特定事件の継続調査申し出について ○委員長 特定事件の継続調査申し出についてを議題といたします。  特定事件の継続調査の申し出については、お手元にご配付してあります内容で議長に申出することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  以上ですべての案件の審査が終了いたしました。  これをもって文教社会常任委員会を閉会いたします。              午後3時58分 散会...